岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

免許の更新

2024-06-25 14:06:34 | いなか暮し

 岩手の今年の気候、少しおかしい。 雪なしの冬、早春季節を取り違えてような暖かさと寒さの逆転、5、6月の雨なし、異常な暑さ・・・6月には盛岡で連続5日の30℃越え、花巻の豊沢ダムでは水量が5%とか渇水に近い。
 植物の世界でもびっくりだろう、庭の丈3㍍余の1本のつるバラが数百、数千の花を咲かせた、この後の木の疲れが心配、
 見ごたえは十分だが普通の気候になってほしい・・・と雨なし天気の空を仰ぐ。

 3年に一度の免許の更新、若いころには「又か!」程度に片づけていたが年齢を重ねて高齢者となると、そうはいかない、75才を越えると更新時の講習があり、運転講習は毎日運転するから問題はないとしても認知症テストは怖い。
 更新の際のテストは、4この絵が描かれた4枚の紙、計16ヶの絵を暗記して答えるだけの超簡単な問題、75才から始まって3回目のベテランの今回は一段と忘れやすくなっている。免許更新の年は憂鬱になる。
 本屋さんに行ってみると、この手の対策本コーナーがあるほどだから、更新、認知症テストが憂鬱な人がかなりいるに違いないとは思う。

 試験当日の自動車学校、同年代の高齢受験者10数名、やっぱりみんな緊張してる。
 先生から促されて16ヶの絵を記憶、その後皮肉にも記憶とまったく関係のない簡単な問題をといているうちに肝心の記憶が薄れてしまう。
 「大砲」「オルガン」「耳」「ラジオ」・・・? 「テントウムシ」「ライオン」・・・・・そうだ「ベッド」そのとなり「ノコギリ」・・・・そうだ下の段は「ニワトリ」と「バラ」・・・苦戦、数分。
 正解は何個かわからないが「問題なし」合格、ひとまず安心、これから3年また車に乗れる。
 終わってみれば他愛のない問題だが随分と心配させられた。記憶が良いということではない、最低限の記憶力を認められただけ、日頃から記憶力向上に努めよう・・・との決心さえもやがて忘れる・・・・3年後免許の返納かな・・・?

コメント
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