岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

二匹目のドジョウ・・・

2018-12-26 10:51:39 | いなか暮し

  今年は野菜も果物も良く出来た。
 有り余る柿に、群がる小鳥たちも、少々食傷気味かもしれない

 我が家では、ここ20年余、年末から1月にかけて、空きハウスを利用してほうれん草を産直に出荷している。
 昨年、29年末から今年春にかけて、葉物野菜を中心に異常に高かった。
 出荷すると、即売り切れ、それも高値で面白いほどに良く売れた。

 今年、二匹目のドジョウを狙う・・・・暖かかった10、11月 生育も良好。
 いっぱい売って、年明けには、老妻と、念願の安芸の宮島を訪ねよう、ついでに和歌山方面も。
 花巻空港から大坂まで飛行機で、いや一旦福岡まで飛んで新幹線で広島に・・夢は広がる。

 12月中頃から、期待をいっぱい乗せて、ほうれん草の出荷が始まった。
 ん、?・・・・市況も安値だからと、少々安くして並べたはずだが、いまいち売行きが悪い。
 安芸の宮島が危うくなってきた。次第に予定コースは縮まる。
 宮島は止めて、浅草で演芸でも観てこようか?
 
 良く考えれば、天候が良くて、野菜の生育が良いのは我が家だけではない、今年はどこも野菜が大豊作、そして安値と言うことだろう。
 旅行の計画は、穴のあいた風船のごとくしぼむ。二匹目のドジョウはいなかった
 

 この際、「仕方がないから俺、一人で旅行してくるよ・・」
 「ばあちゃんは後から温泉にでも行こう、土産はいっぱい買ってくるから・・・」
 売上が伸びない、ほうれんそうのせいで、今度の旅行は一人で行く。
 今年、春に訪ねた「木曾」は良かった。今度は伊那地方をきっちりと訪ねよう。
 売れないほうれんそうは、すっかり忘れて旅行プランつくりに、頭がいっぱいの年の瀬である。

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