銚子・角巳之・三代目

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濡れ衣を...。

2014年03月22日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_0744Img_0745サボっていた数か月、全国各地を行脚しておりました...。近くのあるもの探しをして、ちょっと遠くに...。ただ待っていても人は来ないですから...。もともと行商の方々が行っていた手法。時代は変わっても本質に変化は全くありません。商品サンプル持って、仕事の話だけをしているのかというとそうでもなく、良く来た、良く来たという事で、地域の方と一緒に各地の名所を見たり、名物食べたり...これまた醍醐味...。そんな中に、思わぬ仕事のヒントがあるものです。写真は鹿児島...。ちょっとじゃなくて、だいぶ遠いですが...。時間があったので、地元水産会社の社長さんと西郷神社へ。西郷隆盛はじめ西南戦争で没した薩摩隼人のお墓があります。西郷さんの左隣は、人斬り半次郎こと、中村半次郎のお墓が見えます...。駆け引き一切なく、時代を駆け抜けた爽快な快男児のイメージです...。写真右は、西郷さんを悼んで、勝海舟が詠んだ一節。濡れ衣を・干そうともせず・子供らが・なすがまにまに・果てし君かな....。時代の潮目を迎え、従来の組織や生き方などが、ややもすれば全否定されかねない昨今...。変えて良いことと、変えてはいけないことの区別が必要と言いながら、今を生きるために、半次郎のような爽快さと、濡れ衣や泥を被ってでも新たな時代の扉を開く強い意志を持った西郷さんのようなリーダーの存在が脚光を浴びているのは必然か...と。