銚子・角巳之・三代目

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人手・人材・人財・人罪...③

2013年03月03日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9167_2突然、人手・人材...など、何故かと申しますと、まあ気分だったのですが、このお話、かつて農協さんで良く聞いていたもので、今回の訪問で記憶が蘇ってきたのでしょう。特に農業、漁業の後継者問題とも関連しております...。農業や漁業が単純作業などと考えたら大きな間違い。そう勘違いするのが人罪かも...。さて、ここ数年、どうしても読み直したい本がありました。タイトルは“北の炎”、北海道士幌農協組合長・ホクレン会長・全農会長を歴任された故・太田寛一さんの生涯を綴った書。さんざん探したのですが、今は絶版。いや待てよ、ここは農協の学校、もしかすると...、という事で図書館に参りましたが残念ながら見つからず...。が、しかし、センターの理事長が多方面に捜索願いを出してくれまして...。見つかった訳であります...。すでに北海道の深川を出発したようですので、数日のうちに到着することでしょう。詳細は本が到着してからにします。この本を初めて読んだのは私が30歳の時、人材とは、仕事とは、協業組織とは...何ぞや。読み終わるとすべての答えが目の前にあるように思える。そんな本であります。本の到着、待ち焦がれております。本当に久しぶりの感覚であります。


人手・人材・人財・人罪...②

2013年03月02日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9165Img_9166以前も掲載しましたが、某農協の組合長さんが、作業と仕事は違いますよ...と。腹が減ったので山の木の実を獲って食べた...これ作業。一方仕事は、その木の実が未来永劫食べられるように山の手入れすべての活動...。農業において収穫はほんの一時、これ作業。残りほとんどは農作物の世話に充てている。要するに仕事をしている訳であります。同様に、こんな田舎農協、教育なんか、この程度でよがっぺえよ~では全くダメで、若手はどんどん外に出す...。実際、このセンターに何人も送り込まれております。組織論、特に人の教育における究極の問いかけ...、あなた、誰から給料を頂いているんですか? さてどんな答えが返ってくるでしょうか?実際、このセンターで農協幹部向けにこの問いが発せられているようです。申し上げるまでもなく、農協のオーナーは組合員、要するに農業者であります。同様に会社は、銀行は、役所は...であります。猫の手も借りたい時、必要なのは人手。入会間もない、まだ目がキラキラした若手、これは、これからどうにでもなる人材、是財に。我が組織の財産に....。そんな小さなことでなく、社会の財産になるような活動を。組織の小さな世界に過剰適合すると、やがて組織防衛しか考えない残念な幹部に...。そして途中であきらめたり、勘違いしたり....、組織や社会を巣食う人罪にならないように...。とのことでありました。続きは次回に。


人手・人材・人財・人罪...①

2013年03月01日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9161Img_9162先日、生物多様性農業支援センターの事務所があります、JA全国教育センターに行っておりました。故ありまして、この場所年4~5回訪れております。所在地は東京町田ですが、高尾山近く、緑に囲まれ、周囲には法政大学、拓殖大学のキャンパスがあります。敷地面積4万2000坪、校舎の他、グラウンド、体育館、宿泊施設、食堂...もう何でも揃っております。農協の人材育成を目的に昭和44年に開学されたそうです。昭和44年、私の生まれた年...。とかく何やら言われる農協さんですが、この組織、40年以上も前に人材育成を最重要課題とし、そこで行われている講義は時代、時代で国内最高峰レベル。協同組合であれ、会社であれ、何であれ、人が組織を動かしている以上、人そのものが最も重要であります。俗に、人手、人材、人財、人罪...などと言われている昨今でありまして...。続きは次回に。