銚子・角巳之・三代目

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田んぼの生き物調査⑥

2010年10月22日 | 生物多様性

004 013“あいつはマグロのようなヤツだ....。忙しく動き回っていないと死んでしまう....” と、皮肉交じりに、自らは安全地帯にいて評論する方々がおります。動き回っている方は、それが非効率的であろうが何だろうが、“動き回る”という一点において生きている意義を見出している。一方、自らは動かず、動いている方々を冷笑する方々もいる....。動き回る方がいて、動かない方もいる....。さて、また更新が遅れ、何のことか?と思われる方も多いと思いますが、以降の動的平衡に繋がる前説のつもりで....。世の中すべからく、ある秩序が出来上がると、必ずそれを破壊しようという勢力が生まれる。形あるものを壊し、輝くものを色褪せさせ、熱あるものを冷まし、若さは老いに向かい、下腹は出て、なかなか元にはもどらない....。最後は余計でした。これいわゆる“エントロピー増大の法則” エントロピーはいずれ掲載することとして、この作用と反作用の関係の中で、社会全体としてかろうじてバランスを保っているのだそうです。動くヤツがいて、動かないヤツもいる...。人間の体の中でもこれと同じようなことが起こっており、恒常性などという言葉で表されたりします。ちょっと難解でしょうか。絶えず消えたり、交換されたり、変化したりしながら、それでも社会全体として何とかバランスが保たれた状態にあること。これを動的平衡状態と呼ぶんだそうです。動的平衡に関しては高名な生物学者の先生が出版された書籍多数。このブログは論文ではなく、あくまで私的な戯言集ゆえ、出所その他を明らかにせず、自らのにわか知識による文章であること、何卒ご理解下さい。さてさて、では何故動的平衡が保たれているのか?というと、その答えは“多様性”が保たれているから.....。その多様性は互いに他を律しながら関係性を維持しており、それぞれが相互に依存しながら、補完している....。長くなりますので続きは次回に。写真は既報の“土と平和の祭典”のひとコマ。3万人くらいの人が出ていたようです。凄い熱気でした。 


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