シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

セミの幼虫の木登り

2017-08-17 | 自然・環境とか
8月6日、桶川市の城山公園の池の近くでラクウショウを見ている時のこと。

大木を通り過ぎる際に、セミの抜け殻が目に入った・・・が、何かおかしい。立ち止まりよく見ると、背中が割れた抜け殻ではなかった。動いている。

セミの幼虫がゆっくりと登っていた。

幼虫が羽化するために木に登るのは当たり前。でも、この時は昼の12:30過ぎ。時間的にどうなのだろう。
 
改めて幼虫の羽化について検索してみると、以下のような記載があった。
●羽化するのが多い日は気温が高く晴れ、または曇りの夕方で18時半過ぎ、急に周りが薄暗くなってきたくらいのタイミングでセミの幼虫は地面からはい出してきます。
●深夜に羽化を行って脚や羽を乾かし、翌朝までにセミの成虫になる。セミたちが羽化を始めるのはすっかり暗くなり天敵に見つかり難くなる午後9時以降。
●幼虫が地上に出て木に登り、羽化して完全な成虫になるまではほぼ無防備な状態。せっかく長年の地中生活を無事に終えても、地上に出てから成虫になる間に天敵のハチやアリ、鳥たちなどに襲われて命を落とす幼虫も多い。
 
環境によって違いもあるだろうし、生き物なので個体差もあるだろう・・・ということを踏まえたうえでも、やはりこの幼虫の木登りは早かったのではないか。本当に無防備なのだから。
今夏は、セミの幼虫が車のタイヤで羽化したのも見たし、セミの幼虫とは縁があるようだ。
 

《オマケ》園内の梅の木がある一画に額(?)が立てられていた。
 
コメント (2)
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