新潟の実家から年末に聞いたのだが、例年よりも重い雪が降っているといっていた。
それでなくとも重い雪が降る新潟。その上で・・・なので、除雪作業も大変だったらしい。
雪国“新潟”と言われるが、海岸沿い~平野は雪が積もらない。私の実家からは海まで直線距離なら20キロメートル強。車で早ければ30分ほど。さらに、標高は100メートルほどしかない。東京の八王子市よりも低い。
しかし、1シーズンの積雪は3メートルを超えたりする。
実家は信濃川の支流沿いで、西側と東側に400メートル前後の山が連なる。そのせいで雪雲が止まるのだろう。なので、西側(海側)のトンネルを抜けると、積雪は少なく春が早い。
寒い日は粉雪(サラサラの雪)になるが、標高が低いだけに水分の多い雪が降る場合が多い。所謂「ボタン雪」だ。大きな固まりが降ってくる。この雪は積もる!どのくらい積もるかというと、もぉ~!というくらい積もる。
そして、その雪が自重でかたまる。気温が上がれば少し融けてまた冷えて・・・ジャリジャリの雪(所謂「さらめ雪」)になる。そりゃ~重くなるわけだ。
とはいえ、雪国に住んでいないと「雪が重い」といってもピンとこないと思う。具体的に何キロになるのか?コチラのサイトの「5 雪の種類と重さ」によると・・・
ざらめ雪は1立方メートル当たり300~500キログラムになるという。
スコップで各辺30センチ強の立方体の雪の固まりをすくうとすると、体積で1立方メートルの約1/27なので、11~18.5キログラムもある。重いわけだ。
実家よりもある程度緯度が高くなる、もしくは標高が高くなるまでは、さらに雪深くなる所もあるが、それ以上になると積雪は少なくなる(その分寒くなる)。
ところで、ここの標高はどれくらいだったか?と思う時に山の山頂は別にしてなかなか分からないけど、探していたら便利なサイトがあった(というか使い方を知らなかった)。
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