読売新聞朝刊にて1982年から連載されている国民的4コマ漫画『コボちゃん』が14日掲載分で連載1万回を迎えた。
一口に1万回って言っても、想像もつかないほどスゴイことだと思う。
今日は特集も組まれていた。「生活自体は単調」と作者はいうが・・・毎朝、10時半に起き、翌日の「コボちゃん」を「ひたすら描いて」考え、午後3時半に原稿をオートバイ便に渡す。その後就寝までは他の仕事・・・を28年間!
仕事場の様子も紹介されていた。気になったアイテムがいくつかあった。
①「ダブリ防止カード」。過去の「コボちゃん」をキーワードごとに分類し、似た話がないかのチェックをするという。流石1万回である。
②作業台は、腰痛防止のため「腰を曲げなくても絵を描ける」胸の高さに設置しているという。これは目からウロコだ!それで良いのなら、私も真似たい。
③釣りざお。手の届かない換気扇や床暖房のスイッチを押すための必需品。それだけ、モノが多いわけだな。
「フリテンくん」や「かりあげクン」も含め、作者の植田氏がこれまでに描いた4コマ漫画は3万点近いという。
『やなせたかし』さんの「作者の努力と健康がなければ不可能です。」という祝福の言葉には、ジ~ンとする。プロの職人なんだな~と思う。
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