見沼自然公園に行った時に(9月29日)案内板に出ていた近くのお寺、「総持院」と「國昌寺」に行ってみた。まずは「総持院」。
・山号:阿日山 宝袋寺 総持院(そうじいん)
・宗派:真言宗智山派
見沼代用水の近くにある駐車場から坂を上ると、左側にさらに坂道。その先に山門が・・・ン?2階建て!しかも、2階には梵鐘!?
調べてみるとこれは「鐘楼門」と言い、さいたま市でも数少ないものだという。
私にとってもこれは珍しい(少なくともここ数年の間に見たことがない)。
正面左側から!ほとんど壁の無い建物だ。
境内の内側から入口に向かって!
鐘をつくのに2階に登るのかと思ったが、梯子等は無かった。
鐘突き棒:橦木(しゅもく)は、ローラーとロープを使って1階で動かすようだ。
「総持院」は、天正5年(1577年)頃に法印良秀によって開かれたと伝えられているが、開山の詳細や以後の寺歴については不明。明治時代に火災に遭い、鐘楼門を残して全焼し、その後再建された。
鐘楼門から本堂を見る。小さいけれど落ち着いた趣があると思う。
左側の竹垣には牡丹が植えられている(約650株)。別名牡丹寺としても知られているらしい。花のシーズンは見応えがあるようだ。
ここは、前回書いたように「さいたま緑のトラスト基金による保全第1号地」のすぐ近くなので、ついでに寄る時もあるだろうな。
おもしろい鐘の衝き方までわかるよう撮影いただいて、興味深く拝見しています。
本堂も美しい。こういう屋根の形式はあまり見ません。花頭窓もデザインを華やかにしています。
再建したとき、どこからか本来本堂でないものを移築したとか…、ありそうな気もしますが…。
鐘の部分は見える所(撮影出来る所)を捜したので嬉しいです。
その昔は2階で突いて、遠くまで響いていたのでしょうね。
屋根も変わっていると思いました。尖がっている感じですね。
KAEDEさんの寺巡りの目的は?
「門」ですか。
私は古いものでも新しいものも、建物が気になる方です。
寺や神社は昔の建築なので興味をひかれます。
今回の2つのお寺は、たまたまですが山門が特徴的で面白かったです。