シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

佐野市:ホテル→栃木市:謙信平~太平山神社の眺望

2024-02-10 | お出かけ

事前にあしかがフラワーパークからの宿泊先を探す際、今回はビジネスホテルでも良いと思ったが、できれば温泉があると良い。そんな条件に合うところが佐野市にあった。
マップを眺めていると、隣は栃木市だった。栃木市は蔵の街とも呼ばれ、一度は行ってみたいと思っていた。であれば、その周辺で立ち寄り先を探すことにした・・・。

1月26日(金)、あしかがフラワーパークを出発し、佐野ラーメンの店に入る。
店の説明書きによると、地元の小麦を青竹をつかって打ち延ばした麺(青竹打ち麺)が佐野ラーメンの基本だという。メニューはいろいろあったが普通の佐野ラーメンと餃子を美味しくいただいた。

佐野市のホテルにチェックインし、部屋に荷物を置いて、ウェルカムバーへ行く。18:00~21:00のサービス時間中は、無料でカクテルやワイン、ウイスキーなどのお酒を何杯でも飲めるらしい。ここでワインを数杯いただく。
天然温泉はカランが4ヶ所で広めの家族風呂という感じ。部屋のテレビで混雑状況を確認でき、男女とも空きがある状態になったので入りにいった。pH高めのスベスベ温泉で温まる。

いわゆるビジネスホテルだが、このようなサービスがあるせいか、ウェルカムバーで飲んでいる時に、カップルの方を何組も見かけた。外国人の子供連れもいた。サラリーマンが多いのかと思ったが、そうでもなかった。金曜日だからかな。

1月27日(土)、朝起きて最初に温泉へ。朝食(無料)は、焼き立てパンも出される健康的な朝食だった。
8:45頃にチェックアウトした後、栃木市の「謙信平」に向かう。眺望が良いとのことでここを選んだ。

山道を登っていくと、平らになった道路右手に駐車場があり、茶屋が数軒ならんでいる。左手は広い範囲で見晴台のようになっていた。
説明板によると、謙信平の名は「戦国時代、越後の上杉謙信と小田原の北条氏康が大中寺で和睦を結んだ後、謙信は近くの太平山上から南の関東平野を見渡し、あまりの広さに目を見張った」という故事から地名がついたようだ。

見渡してまず驚いたのは富士山が見えたこと。栃木からでも楽勝なんだな~と。(↓35mm換算で98mm)


関東平野も南側に広く見渡せる。新宿のビル群や東京スカイツリーも確認できた。(↓35mm換算で24mm)


位置を変えて、ロウバイ越しの眺望。(↓35mm換算で24mm)


茶屋の道路を挟んだ反対側は、デッキが設けられ座卓が置かれていた。花見や紅葉の時季は良さそうだ。


茶屋はこの通りだけでなく他にも数軒あるようで、眺望だけでなく次に行く予定の「太平山神社」の隆盛を物語る。
なお、太平山の名物は「玉子焼き・焼き鳥・団子」と後で知ったが、ホテルの朝食でお腹は満たされていたので、茶屋のメニューは気にならなかった。

調べてみると、当地の標高は230mほど。東京スカイツリーの天望デッキ(350m)より低い。でも眺めが良いのは近くに高い建物が無いからか。
この後、車ですぐの大平山神社前駐車場へ移動し、歩いて「太平山神社」へ。


太平山(おおひらさん)神社
古くより太平山から栃木市を見守る。827年、慈覚大師(円仁)により創建されたといわれ、武門をはじめ多くの人から信仰を集め、特に徳川将軍家の信仰が極めてあつかったことから、社運は隆盛し、今日に及んでいる。
神社拝殿の傍らにはたくさんの境内社があり、交通安全、安産、豊作などたくさんの神様がまつられている。(栃木市観光協会のWebサイトより)

駐車場から坂道を上がると境内社が並び、奥の方に本殿があった。

画の左から、社務所、本殿、交通安全神社と福神社、朱色の星宮神社(神仏習合の名残でお堂のような造り)、太平稲荷神社。
社務所の方まで移動し、本殿を振り返る。


主祭神は、瓊瓊杵命(ににぎのみこと)・天照皇大御神(あまてらすおおみかみ)・豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)。
参道である石段の上にかけられた橋から本殿正面を見る。


撮影した石段の上の左右は、展望所のようになっていた。回れ右をすると東側の関東平野が広がる眺望に驚く。(↓35mm換算で39mm)


朝もやの上に浮かんで見える山のシルエットは筑波山。社務所の巫女さんに「筑波山から初日の出が上がってくるので、それを見に来る方も多い」と聞く。(↓35mm換算で113mm)


謙信平に神社の境内、他にも展望台があるらしい。太平山は(山頂でも標高341mだが)素晴らしい眺望の宝庫だな。

交通安全神社の狛犬と福神社の恵比寿天。ちょっとほのぼの。


せっかくなので、奥宮にも行ってみることにした。登山道のような坂道を登る。ひっそりと。


社務所の巫女さんに聞いたのだが、本殿がある辺りは周りが強風でも弱く、周りに比べて積雪も少ないそうだ。そのような地を選んだのか、神様たちに守られているからなのか・・・。

当神社では、栃木市独自の「ゆめ玉」というパワーストーンの一つを入手したいとう目的もあったのだが、巫女さん曰く「直前の方が買ったのが最後で、品切れになった」とのこと。残念。他にも市内で数か所あるが・・・(次回以降に再度とりあげる)。

我々は神社の近くまで車できたが、麓の太平山自然公園六角堂前から随神門に至る表参道は、のづら積みの石段で約1,000段あるそうだ。その石段両側には、西洋あじさいをはじめ、額あじさい、山あじさいなど、約2,500株が咲き競うそうなので、初夏のハイキングは格別だろう。

ここに来る際、麓のあじさい坂駐車場に立ち寄ったのだが、多数の自転車に揃いの帽子(中学校のヘルメット)が掛けられていた。人の姿は無い。何故自転車がここに?と思っていた。
謙信平から神社駐車場に向かっていると、参道を横切る随神門の辺りで、石段を上り下りするジャージ姿が見えた。このためかと納得。

この後、山を下りて市街地に向かう。

 

コメント (6)
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