前2回と同じ、6月25日(日)の北本自然観察公園散歩から。
●ハチ宿(ハチの住処)
以前から見かけてはいるが、時季になったせいか説明板が立てられていた。
筒の中に巣を作るハチの様子を観察するための「ハチ宿」とのこと。インセクトホテルの一種なのでしょう。
筒の蓋の仕方でハチの種類が異なるらしい。
・枯れ草で蓋をしているのは、アナバチの仲間の巣
・泥で蓋をしているのは、ドロバチの仲間の巣
飛んでいたハチの名前は分からないが、巣を見るとドロバチの仲間が泊まっているようだ。
●トウキョウヒメハンミョウ
葉の上に昆虫がいた。画像検索するとハンミョウの仲間のようだ。さらに調べるとトウキョウヒメハンミョウに似ている。暗銅色で、上翅にあまり目立たない白色紋があるとのこと。口の周りが賑やか。拡大すると白い牙のようなものがある・・・。
●アメンボ
小川の流れに流されたり戻ったりするアメンボ。浅い川底にアメンボの影が映る。足に水をはじく細かい毛が付いていて、水面を押すことによる光の屈折なのだろうか。いずれにしても見ていて面白いものだ。
●トホシテントウ
テントウムシ(天道虫)は、コウチュウ目テントウムシ科で小型の甲虫。トホシテントウは、赤地に10個の黒紋が目立つ。草食(普通に見られるナナホシテントウは肉食)。また、トホシテントウは幼虫で越冬するそうだ。
●害虫燻蒸作業中
林内の日の当たる場所に、伐られた樹の幹がビニールシートに包まれて置いてあった。貼ってある紙をみると「害虫の燻蒸作業中」と記されていた。害虫は、ナラ枯れの原因になるカシノナガキクイムシかな(?)。