シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

ハゴロモの仲間の幼虫が庭木に!

2023-06-12 | 主に野鳥や昆虫

5年前にシマトネリコの苗木を購入し、現在は道路沿いの植え込みで育っている。廉価だった理由は後々分かってきた。幹が曲がっているのでキレイな株立ちにならない。そこから枝が横に広がるので何らかの邪魔になる・・・。

6月4日(日)の午後、邪魔な枝を剪定することにした。すると切った枝に白い細かなモノが付いているのを発見。何かのゴミ?埃?かと思ったら・・・動いた。白い部分の幅で5~6ミリほど。
これはマクロ撮影ができるカメラで撮らないと分からないと思い、カメラを取りに行くか、このまま枝を持ってカメラを置いてある部屋に行くか、一瞬悩んだが後者にした。

撮影は困難だった。左手で枝を持ち、右手でカメラを構えるが、見える位置に枝をまわして撮ろうとすると、直ぐに動いて(基本)裏側に、もしくは前後に動いて枝葉の影になる・・・。かろうじて見られる画で、その時の様子を記録する(一部トリミング)。

細かい繊維状のモノが広がっている感じ。動き方から、これが後ろの方だと分かった。


何度か挑戦した正面側を奇跡的に捉えた。脚や頭部らしきものがある。本体は3ミリほどか。


2年前に北本自然観察公園で似たようなのを見たことがある。調べたところハゴロモ科の昆虫で、アミガサハゴロモの幼虫と分かった。腹端にロウ物質でできた毛束をもち、放射状に広がっていた。しかし、我が家で見たのはロウ物質が直線的ではなくクシャクシャで身体は白い。

画像で検索すると、一番似ていたのはオオシラホシハゴロモという台湾に生息するハゴロモの若齢幼虫だが、紹介している記事でも明確ではない。なので、今のところ不明種のハゴロモ幼虫。
庭に戻したので、また成長した姿を見ることができれば同定できる・・・かもしれない。

それにしても、ハゴロモの幼虫は不思議で面白い・・・・・。

 

コメント (11)
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