7月12日(日)、約2か月ぶりに北本自然観察公園に行ってきた。その時の生き物記録。まずは、何だコレ!と思った巻貝。
梅雨なので林間の湿った樹の幹に、小さい何かが付いているのを目にした。何だろう?梅雨の時期はキノコも発生するので、最初はあまり気にしなかった。でも、やたら目にする。
大きな樹の幹に大きなクモがいた。過去に何度か見たことのあるクモだ(調べてみると「イオウイロハシリグモ」だと思われる)。その隣にもいた。よく見ると巻貝のように見える。でも、巻貝は一般的に水中にいる・・・。後日調べてみると「キセルガイ」と分かった。
◆キセルガイ(煙管貝)は、キセルガイ科に分類される巻貝の総称。陸生の貝類で、いわゆるカタツムリやナメクジと同じ仲間。地域によっては木の幹、落ち葉の下、岩陰などに普通に生息するらしい。
湿った樹皮にくっついていた。角が見えなかったのでカタツムリの仲間とは思わなかった。
ところが、別の樹では動いているのがいて、角が出ていた。そこで、カタツムリの仲間?と思ったわけだ。
分かりやすく、トリミングしてみた。キセルガイの仲間は全て左巻きらしい。
こんなに細いカタツムリの仲間を見るのは初めてだ。梅雨中に出かけた甲斐があったかな。
それにしても、一般的なカタツムリを見ないな~と思っていたら、今年の2月に「シラホシコヤガ」を見た学習センター裏側の擁壁にいた。でも何でだろう、擁壁乾いているけど・・・。径1.5センチほどの貝で、頭をこれでもかと伸ばして、周りを伺っている感じ。
こんなに伸びているのは初めて見る。その後、貝の部分を前に移動させるように進んだ。後ろに尾が見えてくる。
カタツムリは「カタツムリ」としてしか見てなかったけど、調べてみると種類がいくつかある、これは?ミスジマイマイの子供なのか、ニッポンマイマイなのか、それとも・・・ハッキリしない。
(植物のことは、いつものように別日記に。今回、冬虫夏草の仲間の「オサムシタケ」を見ることができた)