シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

ジョウビタキ、セキレイ2、シメ、アオジなど

2020-01-13 | 自然・環境とか

12月29日の北本自然観察公園散歩のつづき。(生き物編で、植物は別の日記に記載)
野鳥は、前回の歩いているバンの他、ジョウビタキ(♀)、シジュウカラ、キセキレイ、セグロセキレイ、シメ、アオジ、ヤマガラ、ヒヨドリ、カルガモなどが見られた。

湿地と湿地の間の遊歩道に入ると、右側に小高木くらいの樹があって、その枝先に一人の鳥見屋さんがカメラを向けていた。自分の位置からだとよく見えないので、樹を横目で見ながらその先に行き、振り向き加減で同じ所を見ると、ジョウビタキ(雌)がいた。


ジョウビタキ:ツグミ科で全長15センチ前後、日本では冬に見ることのできる。雌雄で色合いが異なり、これはメスで全体的に灰色味のある茶色に翼の白斑が目印だと思う。くちばしは小さい。
鳥見屋さんの隣でカメラを向ける。なるほど、この向きがベストなのか~と。


こっちを見た!正面からだと頭は小さい。


あっちを見た時の背中。


モデルさんが飛びたたないので、しばらく見ているうちにカメラマンは7~8人に増えた。元来た方向に行きたいのだが、皆の前を通ることになり自分が動いたせいで飛びたったらどうしようかと逡巡していたら、ウォーキング目的の方が我関せずと通過し・・・その場解散となった。
この公園では、私でもジョウビタキの雌を何度か見るが、雄はまだ見たことがない。

 

シジュウカラ:シジュウカラ科シジュウカラ属で、全長14.5センチ。ほぼ全国に分布するが、北日本の方が多く見られるようだ。見た目は、記載の全長よりもやや小さく見える。
この公園でも、そこかしこでよく見る。12月1日は水浴びをしていた。“地鳴き”というのも流石に分かるようになった。今回は水平の枝に止まっているところ。


それと、垂直の茎にとまっているところが障害物なしに見られた。



ヨシ刈りが行われた後には、セキレイの仲間が2種見られた。・・・でも遠い・・・のでボケた画に。
キセキレイ:セキレイ科で下腹部が黄色。全長20センチ。水辺好き。
頭が小さく、胸を張って、尾をフリフリしている。



セグロセキレイ:セキレイ科で頭から背と胸は黒色で、他は白色。全長20センチ。日本周辺地域でも見られるようだが、日本の固有種としても扱われるらしい。



遊歩道沿いでは、「エッこんなに近いのに逃げない!」「あっよくいるヤツじゃん!」というのが2種。
シメ:アトリ科の冬鳥で、秋になると本州に渡ってくる。全長18センチほどで、くちばしは短かめで太く、尾が短い。“俺様”感が強く目つきも悪い(ように見える)。こちらを気にせず何かを啄んでいた。でも、遊歩道なので前に進んだ。



アオジ:ホオジロ科ホオジロ属で、全長15センチほど(スズメよりちょっと大)。「漂鳥」で国内で標高の高いところや、緯度の高いところで繁殖(子育て)し、冬はより暖かい地域に移動し越冬するという。ゆっくり過ごしてほしいものだ。



撮影がイマサンくらいだった2種。
ヤマガラ:シジュウカラ科シジュウカラ属で、ほぼ全国に分布する留鳥。
12月1日にも見かけた。上の2種と違って警戒心が強いようだ。

 


ヒヨドリ:ヒヨドリ科ヒヨドリ属で、留鳥または漂鳥としてごく普通に見られる。
やや見晴らしの良いところで鳥見屋さんがカメラを向けていた。狙いは確認できたが、遠い。ズーム目いっぱいで撮ってボケた画を確認したら、ヒヨドリのようだ。落ち着いて休んでいるようで、いつもよりふっくらしているように見える。(ひょっとしたら違うのかな)

 

この日、天気は良かったが、池には薄氷が張っていた。カルガモの家族がヨシ沿いを泳いできて、子供が氷の張った中心の方に興味を持ったのか、氷を踏みしめながら歩き始めた。でも、ココ(氷の上)じゃ何もないと分かったのか、すぐに引き返した。

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする