シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

アカガネサルハムシ、クロスジギンヤンマ、ナナホシ

2019-05-10 | 自然・環境とか

4月29日(月)、前日(秩父観光)の疲れもあったが、翌日から天気が悪いとの予報とその後は帰省の予定もあるため、北本自然観察公園散歩に行ってきた。

遊歩道を歩いていると、その先のT字路になる所で、年配のお爺ちゃん2人とおば様1人、独身にみえるけどオッちゃん1人の計4人が、顔を突き合わせるように何かを囲むようにカメラを向けていた。
こういうシーンは“珍しい生き物を撮っている時・・・たぶん”とこれまでの経験で分かっているので、静かに近づいて「何がいるんですか?」と誰に問うでもなく聞いてみると、年配の方から「○○○虫」と回答あり。聞いたことのない名前だったので聞き取れなかった。どれどれと見てみる・・・そこには虹色の小さな昆虫がいた。

●アカガネサルハムシ
上翅は赤銅色、その他の部分は金緑色に輝く美しいハムシ科の一種。大きさは7~8ミリほど、と後で調べて名前も解った。↓葉裏なのに何故撮れているかと言うと、年配の方が撮りやすいように枝を動かしているから。(優しい方)


タマムシのように輝いているのに名前を聞いたことがないのはサイズのせいか。


昆虫にとって目立つのはデメリットしかないのではと思うが、それにしてもの輝きだった。(今、使っているデジカメはアップが不得意で全部トリミング)

草むらを見ながら、カラスノエンドウがずいぶん伸びてきたな~と思っていたら、何と動きが速く大型のヤンマ系のトンボがとまっていた。せっかくなので徐々に近づいていく。でも動かない。何でだろう。おかげでアップで撮れた。

 

●クロスジギンヤンマの雌 (だと思う)
大きさが7~8センチになるヤンマ科の一種で、名前の通り側面に黒い筋が入るのが特徴。雄は腹部の付根が青色になるが他はギンヤンマよりも黒っぽい。発生時期はギンヤンマよりも早いそうだ。雌はその青さが無い。


眼に透明感がないように見えたけど羽化したてなのだろうか。(でもヤゴ殻ない)


細いツルにつかまるのも危うい感じ。(クロスジギンヤンマはトリミング無し)


この後、長い触角を風に乗せて飛んでいるような虫がいて、それを撮ろうと思ったがまったく落ち着くことがなく、あきらめてヤンマがいた所に戻ったらいなかった。

 

●ナナホシテントウ
数日、日中暖かかったせいか、この日は羽化した直後と思える翅が黄色っぽいナナホシテントウをそこかしこで見た。(成虫の翅は赤い)


気になると目にとまるもので、サナギもいたし、


幼虫もいた。(もちろんナナホシテントウはトリミング)

 

 

コメント (4)
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