シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

丁稚羊羹(備忘録)

2017-11-18 | 四方山話…
10月に出張で滋賀県長浜市へ行ってきた。
地元の方にお薦めのお土産を幾つかあげてもらった内の一つが『丁稚羊羹(でっちようかん)』だった。「子供の頃は、これを一人で丸ごと食べるのが夢だった」という。ならばと、数個購入しお土産にした。
 
竹の皮に包まれており、拡げると長さ15センチ、幅5センチ、厚さ1センチほど(サイズはあやふや)の柔らかそうな羊羹がお出まし。竹の皮に包まれて蒸されたようで、皮の模様が羊羹の表面に縦筋の模様を描く。
 
食べてみると、羊羹という名前の割には甘くなく、柔らかい。甘味モノにはそれほど関心がないけど、これは美味しく頂けた。また食べたいとも思う。
妻が実家に行くときに義母に渡してもらったら、大変喜ばれたようだ。竹の皮は、その後お弁当に(おにぎりを包むのに)使ったとも。
また、長浜市に行く機会があったら、是非とも丁稚羊羹を求めようと思う。
 

さて、丁稚羊羹の意味が分からないのでWebで調べてみた。同じ長浜市の某店の商品の裏には説明書きがあり、これによると「その昔、徒弟制度の盛んな頃、江州農家の次男三男は京都・大阪へ丁稚奉公に出た。その奉公先へのお土産として畠でとれた小豆、裏山でとっておいた竹の皮を利用し、おふくろの知恵であみだされたお菓子で竹の皮の風味と小豆の風味がとけ合った素朴な田舎風味が大へん喜ばれ、何時からとなく丁稚羊羹と呼ばれる様になった。」という。(諸説あるようだ)
 
Webで検索すると、丁稚羊羹は滋賀県だけでなく京都や福井にもある。Wikipediaでは主に近畿地方を中心とする地域にあると記している。
味も地域や店によって多少異なるらしい。気になる。
 
 
コメント (2)
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