放送を開始してから、ほとんどの回を見てきた「和風総本家」が、9月20日(木)の2時間スペシャル放送をもって、現行の番組は一旦最終回となってしまった。なんてこった。
放送日は、用事(飲み会)があり、家族が録画してくれたのを休みの日に見た。
増田アナ、萬田さん、東さんらが、今までお世話になった職人さんや収録でお世話になっていた料亭「つきじ治作」を訪ねていた。
小さなノコギリを作る職人さんは、放送後に注文が大量にきたそうで、職人さんと奥さんのこれまでの苦労が報われたであろう。見ていて嬉しくなる。
番組で紹介したことで、大工さん以外からの需要を発掘できたわけで、番組的にも良かったな。
技の継承については、息子が家業を継ぐかどうかは息子の意志を尊重するそうだ。
他の人間(家族以外)でも良いというなら、私が修行してそれまでの間をつなぎで、というのもありか。などと一瞬思ったが、私の方が職人さんより年上だった。
「つきじ治作」では、10年間司会を務めた増田アナが卒業する挨拶があった。20代の若い時から、番組を立ち上げ、大御所を相手にし、アレやコレやを乗り越えて今に至るわけで、「よくやった」とず~っと見てきたオッちゃんは思う。
10年間の前半に出演していた、地井さんの奥さんからの手紙も紹介され、こちらも胸が熱くなり、ティッシュのお世話になったさ。
番組はリニューアルされ、10月11日から『二代目 和風総本家』となるそうだ。「ニッポンの良さを伝える・語り継ぐ」という目線で、 モノ作りの職人さんを始め、様々な日本の良さを紹介するという。まずは、どんなものか見てみよう。
ところで、番組を見ていて気になる(気にいらない)こともあった。スペシャル番組の時には特にだけど、これから放送する内容を、その番組内で予告しすぎ。
今回、職人さんの「もう、この商売はダメだと・・・」という場面や、増田アナが涙しているところなど、事前に3~4回はながしていた。「見てんだから、チャンネル変えないし、先にやるなよー!」と思う。