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因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

KAAT×新ロイヤル大衆舎 vol.2 『花と龍』

2025-02-15 | 舞台
*火野葦平原作 齋藤雅文脚色 長塚圭史演出 公式サイトはこちら 22日まで 神奈川芸術劇場 その後、富山県のオーバード・ホール、兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、福岡県の北九州芸術劇場を巡演 『花と龍』は昨年2月の劇団文化座公演の印象が鮮烈で、それから1年足らずで同じ作品に出会えるとは夢にも思わず。新ロイヤル大衆舎は、長塚圭史、山内圭哉、福田転球、大堀こういちによる演劇ユニットで、本作上演の . . . 本文を読む
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【覚書】猿若祭二月大歌舞伎

2025-02-14 | 舞台
*公式サイトはこちら 25日まで 歌舞伎座 昨年の猿若祭から早や1年。中村屋一門が総力を結集し、ゆかりの演目、初役の数々に挑戦する。5月の團菊祭や9月の秀山祭と同じく、毎年恒例になると嬉しい。夜の部を観劇した。☆「壇浦兜軍記 阿古屋」・・・当blogの「阿古屋」関連記事→NHK Eテレ放送「にっぽんの芸能」より坂東玉三郎による芸談「伝心 玉三郎かぶき女方考~“壇浦兜軍記 阿古 . . . 本文を読む
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劇団民藝公演『八月の鯨』

2025-02-08 | 舞台
*デイヴィッド・ベリー原作 丹野郁弓訳・演出 公式サイトはこちら 17日まで 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA  舞台劇として1980年に発表された本作は、1987年、往年のハリウッド女優リリアン・ギッシュ、ベティ・デイヴィスの競演で映画化され、日本では1989年に岩波ホールで大ヒットした。民藝では2013年の前回公演から12年ぶりの再演だ。1954年、アメリカはメイン州沿岸の島に暮ら . . . 本文を読む
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MyrtleArts 公演『日の丸とカッポウ着』

2025-02-05 | 舞台
*くるみざわしん作 東憲司演出公式サイトはこちら 11日終了 浅草九劇 くるみざわしん作品の観劇は、昨年夏の東京芸術座公演『戻り道を探して ミレナとカフカとマルガレーテ』に続いて2作めとなる。地下鉄浅草駅から雷門通り、すしや通りなど賑やかな界隈を過ぎ、浅草六区のやや閑散としたあたりの浅草九劇へ行くのは今回がはじめて。さまざまな劇団、ユニットから多種多彩な俳優たち結集した力強い座組の初日を観劇した。 . . . 本文を読む
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2025年2月の観劇と俳句の予定

2025-02-01 | お知らせ
 2月はにわかに盛りだくさん。仕事は1年でもっとも忙しい時期ゆえ、どうか心身守られますように。すべての舞台の稽古が順調に進み、初日から千秋楽まで無事に幕が開きますように。たくさんの方が劇場を訪れ、豊かな時間を過ごせますように。*MyrtleArts 公演 くるみざわしん作 東憲司演出『日の丸とカッポウ着』公式サイトはこちら 浅草九劇*劇団民藝公演 デイヴィッド・ベリー原作 丹野郁弓訳・演出『八月の . . . 本文を読む
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