国民を愚弄するにもほどがある。何の理由があって安倍晋三首相が問責を受けなければならないのか。国民もよく理解できないのではないだろうか。去る23日の東京都議会議員選挙では、自民党が圧勝したのである。党利党略の野党であれば、存在する価値もないだろう。問責決議を提出した理由は、参議院予算委員会に安倍首相が出席しなかったからだそうだ。野党の頭のなかは、参議院選挙のことでいっぱいなのだろう。かえって今回のことで、自分たちの首を絞めたのではないだろうか。国民の圧倒的多数が安倍首相を支持しているのに、その足を引っ張ることしかできない参議院。それを変えるには、参議院選挙で自民党を勝たせるしかない。そういう思いに国民がなってくるのは、理にかなっているからだ。許し難いのはみんなの党である。社民党や共産党とまで組んで、保守の自民党に嫌がらせをする。それで保守なのだろうか。新自由主義のみんなの党、サヨクの共産党、社民党などから問責されるのは、安倍首相が目の上のタンコブなのだろう。政治には権力闘争はつきものであり、それ自体を否定するつもりはさらさらない。しかし、その場合にもやり方があるのではないか。見え見えであっては、かえって国民にソッポを向かれるだけだ。55年体制下で野党は反対のための反対をし、与党との激突を印象付ければよかった。昔を思い出すかのように、それを野党が繰り返すのは、あまりにも芸がなさ過ぎだ。
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