草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

同盟国日本と全体主義国家中共を同一視するオバマ外交!

2013年06月09日 | 国際問題

 アメリカのだらしなさといったらない。日本を本当に防衛してくれるのだろうか。尖閣諸島に対する中共の侵略の危機が迫っているのに、オバマ大統領はまったく他人事ではないだろうか。釘をさすチャンスであったにもかかわらず、米中首脳会談を開催しても、結局は中共の宣伝に利用されただけではないか。オバマ大統領が「関係国は緊張を高めるのではなく緊張緩和を求めるべきであり、行動ではなく外交チャンネルを通じて話し合おうとするべきだ」と述べたとすれば、それは明らかに日本に対する背信行為だ。尖閣諸島は日本固有の領土だ。沖縄返還協定が日米の間に結ばれたことで、昭和46年6月に日本に返還された。どうしてそれを踏まえた発言をしないのだろう。中立を装うことは、断じて慎むべきだろう。日米は民主主義という共通の価値観に立脚している。これに対して中共は一党による独裁であり、自由な言論活動は許されていない。それでも中共と接近したいのは、今のアメリカが病んでいるからではないだろうか。ほんの一握りの金融資本がアメリカという国家を動かし、多数派は貧困にあえいでいる。少数派支配という点では、アメリカも中共も一緒なのである。そこに利害の一致があるのだろう。しかし、本当にそんなことでアメリカはいいのだろうか。安保条約を締結している日本に背を向け、崩壊しかかっている中共を助ける。そこに一体何のメリットがあるのだろう。

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超覇権国家中共の台頭にアメリカは待ったをかけるべきだ!

2013年06月09日 | 国際問題

 アメリカはハッキリした対抗策を中共に打ち出せないでいる。東アジア支配しようとしている中共は、尖閣侵略を思いとどまる可能性は皆無である。それでなお、まともな国として付き合おうとするのだろうか。片岡鉄哉が『核武装なき「改憲」は国を滅ぼす』のなかで、日本の自衛隊の方が中共の人民解放軍よりも優っていると論評したのは、今から7年前のことであった。片岡は「日本の海上自衛隊は装備、訓練、破壊力、C&c(コマンド・アンド・コントロール)という点で、米第七艦隊の精鋭部隊にも負けない。潜水艦の索敵にいたっては、冷戦時代からソ連の潜水艦を追いかけてきたから名人芸の域に達しているといわれる。航空自衛隊の十力も同様だ」との見方をしていた。しかし、あくまでもその時点でのことであった。現在も中共は軍事予算を爆発的に増やしており、日が経つごとに日本への脅威は高まってきている。今回、オバマ大統領との会談で、習近平国家主席が「太平洋には米中両大国を受け入れるに十分な空間がある」と述べたことは、東アジアでの覇権を、アメリカに認めさせたいからだろう。産経新聞など一部を除けば、日本のマスコミは米中首脳会談で、日本にとってプラスになる妥協が生まれると勘違いしている。それは幻想に過ぎないのである。アメリカは東アジアから手を引こうとしている。これまで同様に、日本と組むのか、それとも中共に接近するのか。その選択に迷っているのであり、これでは日本国民が苛立つのはあたりまえだ。

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