7日、加西市にある県立フラワーセンター内の古代鏡展示館(県立考古博物館加西分館)で始まった「三彩の俑たち-唐王朝のたたずまい」展を鑑賞してきました。9月7日から30年3月13日まで県政150年記念事業として展示されます。
古代鏡展示館には千石氏の中国古代鏡コレクションが展示されていますが、この唐三彩の俑も千石氏のコレクションです。古代中国で権力者の副葬品として俑がつくられました。展示されているのは、天王俑、文官俑、馬、駱駝の4体です。いずれも70~100センチの大きなもので、鮮やかな色合いとともに迫力がありました。特に馬や駱駝は筋肉や毛など細かい表現がなされており、均整のとれた美しい姿ででした。
古代鏡と同じ時代に製作された唐三彩の俑。北播磨でこうした貴重なものを鑑賞できるのはありがたいと思います。ぜひ、一度ご覧下さい。(写真はパンフレットより)