ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

37年前の給食メニュー 兵庫教育大学附属中学校

2023年02月18日 04時43分41秒 | Weblog
 

 ここに昭和61年度(1986)の給食献立表を綴じたノートがあります。当時、私は兵庫教育大学附属中学校(※現加東市山国)に勤務し、1年3組の担任でした。年齢は32歳。
 毎日配布される給食メニューをノートに貼って記録として残したんです。4月14日から翌年の3月20日までの1年間の給食の記録です。当時の給食は、附属学校園の中にある給食センターで作られていました。附属小学校と中学校の給食を作り、同じ園内ですが、トラックで配送されてきました。
 4月14日「入学進学おめでとう 新しい教室で、新しい友だちと楽しく食べましょう」とメッセージが付けられています。メニューは「せきはん、ちぐさやき、やさいのいために、うしおじる、プリン」で牛乳がついていました。トレイの配置図が示されています。
 2学期の9月7日のページを見ると、みんなが大好きなカレーライスでした。「カレーライス、ふくじんづけ、フレンチサラダ、ゆでたまご」。配置図とその下に、栄養の解説欄が付けられています。「あかのたべもの(血や肉をつくります)マグロフレーク、ぎゅうにく、たまご」、「きいろのたべもの(元気に走ったり遊んだろする力になります)じゃがいも、カレールウ、あぶら、マネヨーズ、さとう」、「みどりのたべもの(からだの調子をととのえます)にんじん、たまねぎ、しょうが、りんご、にんにく、キャベツ、れたす」と。まさに食育ですね。
 附属の給食は全国コンクールでも入賞するなどトップクラスのおいしさでした。生徒は伸び盛りの、私は働き盛りの年代。健康でいられてのも給食のおかげだったのです。
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