ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

播磨国風土記の加東-やしろ歴民研研修会

2017年10月15日 05時35分24秒 | Weblog
 14日(土)、やしろ歴史民俗研究会の研修会が行われ、「播磨国風土記からみた古代の加東」のテーマで、加東市教育委員会の藤原光平氏が講演しました。
 播磨国風土記に書かれた古代の加東市域は、賀毛郡の中にあり、12の里のうち、起勢里、掎鹿里、穂積里、雲潤里の4つの里が記されています。藤原氏は、それぞれの里について、風土記の記述と遺跡の発掘の成果、遺物などと照らし合わせながら、古代の加東の姿を分かり易く話されました。掎鹿里の掎鹿廃寺、穂積里の喜田清水遺跡や木梨北浦遺跡、雲潤里の中心部にあたると推測される河高地区の遺跡群、特に最新の発掘で出土した縄文土器の破片などの成果など興味深いものばかりでした。
 縄文から弥生、古墳、奈良、平安時代と加東市域には古代の遺跡があり、風土記にも記された古代の里が今も地名や伝承、遺物などによって伝えられています。そうした古さにあらためてロマンを感じる研修でした。
 
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