ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和2年-区長会で陪審法講演会など協議

2011年02月15日 05時16分19秒 | Weblog
 『大正拾五年四月「雑書綴」社町社』の中に、昭和2年(1927)3月5日に社町役場で開かれた区長会議の協議事項と題した文書が綴じられています。
 当時の社町は、昭和の合併前の旧社町で、現在の社小学校区にあたる区域です。家屋調査、税の申告の他、陪審法に関する講演会などが協議されたようです。
 写真は社区裁判所で、昭和10年代のものです。

区長会協議事項
          昭和二年三月五日

一、家屋調査ニ関スル件(別紙)

一、所得税、営業収益税申告ニ関スル件(別紙)

一、陪審法講演会開催ニ付出席督励ノ件
来ル本月十日午後一時ヨリ神戸地方裁判所検事正竹内佐太郎氏出張講演セラルル事ニ相成候ニ付テハ右陪審法ハ我国最初ノ制度ニシテ近ク実施ヲ見ントスルモノニ有之従ツテ之レガ理解ハ陪審法ノ実施ノ効果ニ多大ナル影響ヲ及ホスモノニ有之此際可成多数聴講相成様御配意ヲ乞フ

一、湊川神社寄付ノ件(口頭説明)

一、社町消防組演習手当、補助ノ件(口頭説明)
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