ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

上田桑鳩の揮毫-中東条村の忠魂碑

2015年10月22日 05時41分01秒 | Weblog
  

 加東市新定の記念碑山には、中東条村の忠魂碑と日露戦役記念碑があります。以前にこのブログで紹介しましたが、その忠魂碑の揮毫が昭和を代表する書家、東条ゆかりの上田桑鳩によるものと知り、あらためて訪れてみました。初めてこの忠魂碑を見たときに、自然石に太々と刻まれた「忠魂」の文字に圧倒されたことを鮮明に覚えています。その後、加東市東条で上田桑鳩顕彰事業の催しが開かれ、この「忠魂」の揮毫が上田桑鳩によるものと知り、もう一度訪れてみたいと思っていたところでした。
 県道小野藍本線の東条診療所の向かい側に山側へと入る小道があり、地蔵さんの脇を過ぎ、分かれ道を右にのぼっていくとさらに小高いところ、きれいに整備された一角にたどりつきます。ここに中東条村の忠魂碑、記念碑があります。
 忠魂碑は昭和27年の建立で、日露戦役記念碑は明治39年建立と刻まれていました。忠魂碑の裏側には、「昭和廿十七年建立」「桑鳩 上田容熙書」と刻まれていました。
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