ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

姫新線本竜野駅で小学生が応援歌

2013年11月21日 05時28分28秒 | Weblog
 「ふるさと加東の歴史」ではありませんが、今日は嬉しかったことを紹介します。
 19,20日の2日間にわたり、県議会建設常任委員会で西播磨地区を訪れさまざまな事業の調査を行いました。その最後の視察が姫新線本竜野駅でした。調査の目的は姫新線の利用促進の取り組みについてですが、たつの市の顔でもある本竜野駅のまちづくりについても地元まちづくり協議会のこれまでの活動報告を受けました。たつの市は古い歴史をもつ城下町ですが、駅のある小宅(おやけ)地区は播磨風土記にその地名がある古い歴史のまちでもあります。協議会作成の「小宅歴史探訪」と題した散策マップには、古代から現代までの変遷が写真と説明でまとめられており、マップには地図と20の見学ポイントが写真と説明とともに記されおり、ふるさと小宅の歴史が一目で分かるように工夫されています。こうしたマップを手に散策をしてみたくなります。
 さて、嬉しかったこととは、私達が乗ったバスが本竜野駅に着くと、小学生が待ち構えて歓迎してくれました。地元小宅小学校4年生の約150人です。就任8日目の栗原一新市長、校長先生、地域づくり協議会の皆さんがこの小学生と一緒に出迎えて下さったのです。調査先でこうした歓迎を受けるのは初めての経験でしたが、委員会の古参議員も今まで経験したことがない、と言っていました。
 子供達は歓迎の気持ちを込めて、姫新線応援歌を歌ってくれました。幟も手作り、歌に合わせた振り付けもあり、明るく、元気よく歌ってくれました。駅のすぐ近くに学校が見えました。駅には童謡「赤とんぼ」の歌詞にある「とまっていたのは竿の先」を表現した銅像のモニュメントもあり、町あげて姫新線、本竜野駅、小宅地区を大切にしていこうとする意欲が漲っていました。
 ふるさとのことを知り、大切に、誇りに思うような子供を育てる。そうしたことが実現していることが何より嬉しいことでした。写真は子供達です。私達は本竜野駅から隣の太市駅まで乗車しました。車窓から景色を眺めながら、子供達の歌う姿を思い出していました。小宅小の皆さん、ありがとう。そして、皆さん、姫新線に乗って西播磨の秋を楽しんでみてはどうでしょう。
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