ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

大深山東福寺と東条川疏水曽根サイフォンー加東市松沢で

2023年12月04日 06時10分47秒 | Weblog
 


 3日(日)、昼前に加東市松沢の東福寺を訪れました。今日は、弁財天まつりが4年ぶりに行われます。その名の通り、山深い谷にある東福寺の本堂の前には、結界が張られ、山伏さん達が護摩焚きの準備をしておられました。焚き上げの時間には神戸に行かねばならなかったので、先にお参りしました。ちょうどご就職の藤村さんが出ておられ、秋の叙勲で瑞宝中綬章をご受賞された、そのお祝いを申し上げることができました。勲記を見せていただきながら、仏教哲学の研究や高野山大学の学長として教育にご貢献されたことにあらためて敬意を表しました。先生からは、地味な研究だが、人間というものを深く知ること、人間の教育こそ、こんな大きな変化の時代には大切というお話をうかがうことができました。
 お寺に通じる東条川沿いの道には、日本最長級の曽根サイフォンの水管の威容が見通せます。鴨川ダムから嬉野台地を幹線水路で流れ、この東条川の谷をサイフォンで渡り、南の小野市の台地に水が送られています。まさに東条川疏水の絶景の一つです。この水管の下をくぐり東福寺への道がつながっています。
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