ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

兵庫縣聯合女子青年團歌-五国を歌詞に

2020年04月14日 04時44分45秒 | Weblog
 昨日に続いて、昭和初期の兵庫縣聯合女子青年團の手牒に掲載されている「兵庫県聯合女子青年團歌」の歌詞を紹介します。
 一昨年、兵庫県は設置150周年を祝いましたが、旧五国からなる特色を活かして、兵庫の新しい時代を築いていこうとしています。女子青年團歌は、昭和の新しい御代のはじめ女子青年の使命を歌っています。
 昭和初期の女子青年團歌にも、五国、すなわち播磨、摂津、但馬、丹波、淡路が歌い込まれています。6番までありますが、1番と6番を紹介します。

一、丹波津の國、淡路島
  播磨の國やはた但馬
  五つの國のあつまりて
  あめとつちとの二柱
  はじめ給ひし昔より
  名に美しき海山ぞ

6番までに読み込まれている地名を挙げると、瀬戸、明石、高砂、書写、出石、湊川、赤穂、有馬、城崎などです。

六、古きを尋ねあたらしき
  みかどのみよにさらにまた
  をみなの業の多ければ
  家ををさむるつかのまも
  心はみがき人の子の
  鏡とこそはなるべけれ

 
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