ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

家原の毘沙門堂-加東四国三十一番霊場

2012年08月12日 06時27分15秒 | Weblog
 加東市家原、国道175号交差点のそばに立派なお堂があります(写真は今年1月撮影のもの)。これは毘沙門堂です。加東四国八十八ヶ所霊場の三十一番霊場になっています。
 家原はイエハラと読みますが、エーバラと発音されていたようです。加古川の支流、千鳥川のほとりにある家原は、古代、中世の古くから川港、船着場として人々が住んでいたと聞いています。お堂の辺りの字名は堂ノ元(下)。この一帯は弥生時代の住居跡も発掘され、後期には環濠集落が形成されていたというぐらい古い地です。そこにあるのが毘沙門堂で、昨日11日には家原地区の夏まつりが開かれ、隣接の公民館の前の広場ではやぐらを囲んで盆踊りの輪ができ、大勢の人が集まって楽しみました。
 
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