ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

吉馬阿弥陀堂で踊りの輪

2012年08月24日 05時20分30秒 | Weblog
 23日(木)、加東市吉馬では阿弥陀堂の前の広場で盆踊りが行われました。午後8時を回る頃には、地区の老若男女があつまり、櫓の太鼓に合わせて踊りの輪が大きくなりました。
この阿弥陀堂は加東四国八十八ヶ所の第七番霊場で、吉馬開発の祖、高瀬吉兵衛翁の記念碑があります。境内には北向き地蔵が祀られており、毎月21日には地区の人がお参りします。9月の彼岸には念仏講の高齢者と子供たちによる大数珠繰りが行われています。高瀬吉兵衛翁から11代目の高瀬俊介氏は現在吉馬の区長をつとめておられますが、今年も地域の歴史、信仰、心の拠り所となっている阿弥陀堂の前で三世代がそろって賑やかに祭りができることがうれしい、また、地域の歴史文化の継承という点でも大切な祭りと話しておられました。お堂の前のそう広くない広場での盆踊りは、やっぱりいいですね。
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