ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

道徳かるた-三草山も題材に

2010年03月27日 05時39分22秒 | Weblog
 社町が昭和57年(1982)につくって、町民に親しまれた「道徳かるた」。道徳心やマナー向上の標語を町民から募集して読み札にしたものですが、その中に郷土の歴史や文化、自然なども入っています。ふるさとを愛する心をそうした歴史や伝統、文化、自然を通して育み、そのことが道徳心を高めることにつながるという姿勢がすばらしいと思います。
 今日紹介するのは、三草山を取り上げた札です。三草山は社町のシンボル的な山といっていいでしょう。標高424メートルで、播磨平野の北東の位置に聳え、平野の側からその独立した山の姿を遠望できます。また、歴史的には、源平合戦の古戦場として知られ、源義経が一の谷に向かう前に、三草山に陣を張っていた平資盛を大将とする平家の軍に夜襲をかけて打ち破った「三草山合戦」の舞台になっています。社町時代に登山道が整備され、3つの登山道から登ることができ、山頂からは播磨平野が眼下に広がり、遠くには明石海峡大橋や淡路島が遠望でき視界が広がっています。また、頂上に京都北野天満宮から勧請した三草山神社があります。
 
 み 三草山(みくさやま) みんなで登ろう 日曜日

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする