ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

道徳かるた-赤穂義士の札も

2010年03月25日 05時05分22秒 | Weblog
 郷土の歴史や文化、伝統を題材に取り上げて町民の応募でつくられた社町の道徳カルタ(昭和57年)。今日は加東市家原にある観音寺の赤穂義士の墓(墓標)の札を紹介します。

「や 社(やしろ)にも その名を残す 義士(ぎし)の墓」

の読み札と、墓に参る子どもを描いた絵札(写真)。ふるさと社町に赤穂義士の墓(墓標)があることをこのカルタを通して子ども達は知ることになります。12月14日に行われる義士祭には、義士奉賛会による法要をはじめ、社保育園の園児がお参りをしたり、加東市(加東郡時代から)内の中学校の駅伝大会、剣道大会なども開かれます。
 この歴史ブログでも観音寺をはじめ、市内にある赤穂義士ゆかりの橋や池、地名などを紹介してきましたが、今でも国民的な人気のある赤穂義士とふるさとが深くつながっているいることにあらためて歴史的な関心がわいてきます。
 特に観音寺にある義士の墓標は、東京の泉岳寺、赤穂の花岳寺と全国に3ヶ所しかありません。前2ヶ所はよく知られていますが、観音寺は無名です。赤穂義士のファンは多いわけですから、もっと知ってもらう努力が必要だと思っています。
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