メドレー日記 Ⅱ

by 笠羽晴夫 映画、音楽、美術、本などの個人メドレーです

絵本読み聞かせ (2024年2月)

2024-02-29 16:11:14 | 本と雑誌
絵本読み聞かせ 2024年2月
 
年少
ぴょーん(まつおか たつひで)
いらっしゃい(せな けいこ)
どのはないちばんすきなはな(いしげまりこ 文 わきさかかつじ 絵)
年中
てぶくろ(ウクライナ民話 エウゲニー・M・ラチョフ 内田莉莎子 訳)
ぴょーん
どのはないちばんすきなはな
年長
ゆきむすめ(ロシア昔話 佐藤忠良 絵 内田莉莎子 再話)
てぶくろ
ぴょーん
 
年少組は色とものが興味をひきやすい形の本ばかり三つそろったから、食いつきがいいというかにぎやかだった。「ぴょーん」を最初にしたのは動きがあるものだから注意力があるうちにということで、ばったとかたつむり以外はよくわかったと思う。
そのかたつむりはナンセンスな面白さなのか、年長組の子からもう一回みせてとリクエストがきた。
 
「どのはないちばんすきなはな 」は今回はじめて採用、色とかたちがいい。描いたのはデザイナー/イラストレーターで、フィンランドのマリモッコ(陶器)で描いていたこともあるようで、大人がみても魅力があり惹きつけられる。
 
「てぶくろ」はクリスマス会で使ったが、大勢の中だったから落ち着いてみてもらおうと今回使った。これはひとりひとり感想をきいてみたいところ。
 
「ゆきむすめ」は「おおきなかぶ」と同様に佐藤忠良の絵が魅力、筋も年長組ならなんとかなのだが、ひとときの幸せをもたらして去っていくという世界各地にあるもの。
悲しみの美しさなんて大人の頭のなかの話であるかもしれないが。 

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