メドレー日記 Ⅱ

by 笠羽晴夫 映画、音楽、美術、本などの個人メドレーです

絵本読み聞かせ(2024年3月)

2024-03-28 14:35:31 | 本と雑誌
絵本読み聞かせ 2024年3月

年少
ごぶごぶごぼごぼ(駒形克己)
にんじん(せな けいこ)
ぼうしかぶって(三浦太郎)
年中
おんなじおんなじ(多田ひろし)
ぼうしかぶって
はらぺこあおむし(エリック=カール、もり ひさし訳)
年長
スイミー(レオ=レオニ、谷川俊太郎訳)
はらぺこあおむし
ぞうがいます(五味太郎)
 
まず年少組は反応がきわめてよくうけた。ごぶごぶごぼごぼはいつも何でこんなに受けるのか大人にはわからないのだが、この色、かたち、リズムが抜群なのだろう。にんじんとぼうしかぶっては両方ともやさい果物、前者は動物が加わっているが、日常認識しはじめた興味があるところにうまくフォーカス出来ているのだろう。この組が明るく盛り上がったのには驚いた。
 
おんなじおんなじはこういう概念の理解をしはじめたかというところで描かれたのだろうが、それほど反応はなかった。
はらぺこあおむしはとにかく有名、あらためてゆっくり絵の魅力に気づくというところはあるかもしれないが、そろそろどうするか。
 
スイミーも絵の魅力については子供たちも受け取っているが、話の中身はちょっと教訓的すぎるてあまり感じてくいれないのかなと思う。私もこの絵本については今一つ自信がない。
ぞうがいますは少し前に五味太郎を取材した番組で知り今回初めて使ってみた。大人にとっても何か自身を感じる意識するということにフォーカスして気づかせる意味があると思うが、この年齢の子供たちにとってどうなのか、刺激するのはわるくないと思う。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« メシアン「世の終わりのため... | トップ | ヴェーロチカ/六号室 チェ... »

本と雑誌」カテゴリの最新記事