メドレー日記 Ⅱ

by 笠羽晴夫 映画、音楽、美術、本などの個人メドレーです

琳派芸術 第2部 転生する美の世界 酒井抱一生誕250年

2011-02-18 10:30:55 | 美術

琳派芸術 第2部 転生する美の世界  酒井抱一生誕250年
出光美術館 (2011年2月11日-3月21日)
 
宗達、光琳のものが多く出展された第1部は見ていないが、今回の酒井抱一、鈴木其一、尾形乾山に集中した展示は、これまでよく見た琳派展とは一味ちがっていて面白い。
 
抱一の銀、其一のデザイン性など、見事なもの。光琳、若冲に比べると描くことに関する徹底は
そちらの方があるけれども、面白いデザイン、見ているこちらの気持ちがふっと軽くなるところなど、彼らならではのものである。
 
抱一の紅白梅図屏風、十二ヵ月花鳥図貼付屏風、其一の三十六歌仙図の見事なデザイン、四季花木図屏風の笑う桔梗など。
 
またこの美術館には随分多くの乾山があって、食器がたくさんでているけれども、こういうものはコピー商品があれば実際に使いたい。

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 二人の夫とわたしの事情 (サ... | トップ | いいなづけ (マンゾーニ) »

美術」カテゴリの最新記事