
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものだ 台風14号は房総沖で東京を反れ今日は爽やかな良い天気 まさに秋晴れだ

TVでは安倍内閣の閣僚予想や政策の想定をあれやこれやゲストを招いて流している
あともう一日もすると確かな筋が洩れてくるのであろう
爺は「日本の戦争力」を読み進んだ

この本は昨年12月発行された 軍事アナリスト小川和久氏がジャーナリスト坂本衛氏の質問に答える形で小川氏の見解が語られ質問毎にここがポイント!!としてまとめが付くという親切さ
字も大きくて読みやすい

多くは公表されている資料から数字を拾い集め解説されているが爺があれれと思った点を幾つか書いておきたい
その1:日本の防衛費はざっと年間5兆円 01年から05年までほぼ5兆億円台から4兆8千億円台へと逓減している 伸び率は中国・ロシアの二桁台の伸びに較べるべきも無い 総額に於いてロシア・イギリスと変わらず中国フランスと並んで世界有数の金額である さてその戦力はと聞かれ ただその5兆円の中で人件・糧食費が44.6%も占めていて残りの防衛費で整備出来る軍事力は限りがあると解説します それは分かる でも中ロ軍でも飯は喰おうし軍服も着るだろう 日本だけが高給である事を占めさなければ他国も人件・糧食費は軍事予算内で似た様なウエイトを占めるであろうに まあ彼が書きたかったのは残り少ない予算で自主開発した武器の輸出が認められないから割高であり安くて効率の良い武装の妨げの要因と指摘したいのであろう
その2:海上自衛隊の「対潜水艦戦と掃海能力」と航空自衛隊の「防空戦闘能力」は世界のそれに較べても突出しているが他はお粗末と分析します

特に彼の言葉で言う自衛隊全体で「戦力投射(パワープロジェクション)能力が無い」為であると規定します
「戦力投射能力とは」非核政策の場合でも「数十万規模の陸軍を海を越えて上陸させ、敵国の主要部分を占領し戦争目的を達成できるような構造を備えた陸海空の戦力」と定義しています それ故に「自衛隊は海外で戦う能力があるのに、専守防衛に徹している」のでなく「自衛隊は海外で戦う能力がなく、専守防衛以上の事はできない」としている
さて彼の定義する「戦力投射能力」を持った軍隊が世界の何処に居ようか?
アメリカ以外はあり得まい ロシアも疑問 イギリスは嘗てホークランド戦争でその片鱗を見せた
アメリカのみが世界規模の戦力投射能力を持っているとして地中海で、西アフリカで、インド洋で、東アジアでと地域を区切り地域限定で戦力を評価したらどうであろうか 或いは隣国との紛争に限り戦力投射能力を判定しなければ小川氏は納得しても日本の近隣は納得しないであろう

書店に行けば日中開戦とか尖閣列島逆上陸とかフィクション戦史が並ぶ それだけ国民は地域紛争に興味があるという事だ
その3:氏は自衛隊の海と空に特化した空白つまり戦力投射能力を在日米軍が担なっているとする いや在日米軍の戦力投射能力を守るためにこそ自衛隊が存在すると言い切る そして日米安保条約に基づき日本に対する攻撃は米国に対する攻撃とみなされ攻撃した国は在日米軍により手酷く反撃されると断言する

しかしそうであろうか 某国からの日本に対する攻撃が米軍にとって許せない場合は日本の事情にかかわらず反撃するであろう さて某国からの日本に対する攻撃が米国にとって無関心か好都合であったら日本はどうしたら良いのであろう

隣国との紛争はえてしてこの様な外交上のある一瞬を捉えてあるいは作り出して仕掛けるものなのである 自衛隊の戦力がお粗末であろうと日本への攻撃を日本の意思だけで反撃する(と決定する)実態が政府に備わっているのであろうか
実はイージス艦も在日米軍の例えば指揮艦ブルーリッジのデーターリンクを受けなければ機能しないとしたら自衛隊は完全な米軍の傭兵というよりパシリである

心配性の爺はその辺りを知りたいが小川氏は日米は一体である事を疑わないのであろう 今日は長くなるからここまで 氏のイラク派遣についての見解を又の機会に


TVでは安倍内閣の閣僚予想や政策の想定をあれやこれやゲストを招いて流している
あともう一日もすると確かな筋が洩れてくるのであろう
爺は「日本の戦争力」を読み進んだ

この本は昨年12月発行された 軍事アナリスト小川和久氏がジャーナリスト坂本衛氏の質問に答える形で小川氏の見解が語られ質問毎にここがポイント!!としてまとめが付くという親切さ
字も大きくて読みやすい

多くは公表されている資料から数字を拾い集め解説されているが爺があれれと思った点を幾つか書いておきたい
その1:日本の防衛費はざっと年間5兆円 01年から05年までほぼ5兆億円台から4兆8千億円台へと逓減している 伸び率は中国・ロシアの二桁台の伸びに較べるべきも無い 総額に於いてロシア・イギリスと変わらず中国フランスと並んで世界有数の金額である さてその戦力はと聞かれ ただその5兆円の中で人件・糧食費が44.6%も占めていて残りの防衛費で整備出来る軍事力は限りがあると解説します それは分かる でも中ロ軍でも飯は喰おうし軍服も着るだろう 日本だけが高給である事を占めさなければ他国も人件・糧食費は軍事予算内で似た様なウエイトを占めるであろうに まあ彼が書きたかったのは残り少ない予算で自主開発した武器の輸出が認められないから割高であり安くて効率の良い武装の妨げの要因と指摘したいのであろう
その2:海上自衛隊の「対潜水艦戦と掃海能力」と航空自衛隊の「防空戦闘能力」は世界のそれに較べても突出しているが他はお粗末と分析します

特に彼の言葉で言う自衛隊全体で「戦力投射(パワープロジェクション)能力が無い」為であると規定します
「戦力投射能力とは」非核政策の場合でも「数十万規模の陸軍を海を越えて上陸させ、敵国の主要部分を占領し戦争目的を達成できるような構造を備えた陸海空の戦力」と定義しています それ故に「自衛隊は海外で戦う能力があるのに、専守防衛に徹している」のでなく「自衛隊は海外で戦う能力がなく、専守防衛以上の事はできない」としている
さて彼の定義する「戦力投射能力」を持った軍隊が世界の何処に居ようか?
アメリカ以外はあり得まい ロシアも疑問 イギリスは嘗てホークランド戦争でその片鱗を見せた
アメリカのみが世界規模の戦力投射能力を持っているとして地中海で、西アフリカで、インド洋で、東アジアでと地域を区切り地域限定で戦力を評価したらどうであろうか 或いは隣国との紛争に限り戦力投射能力を判定しなければ小川氏は納得しても日本の近隣は納得しないであろう

書店に行けば日中開戦とか尖閣列島逆上陸とかフィクション戦史が並ぶ それだけ国民は地域紛争に興味があるという事だ
その3:氏は自衛隊の海と空に特化した空白つまり戦力投射能力を在日米軍が担なっているとする いや在日米軍の戦力投射能力を守るためにこそ自衛隊が存在すると言い切る そして日米安保条約に基づき日本に対する攻撃は米国に対する攻撃とみなされ攻撃した国は在日米軍により手酷く反撃されると断言する

しかしそうであろうか 某国からの日本に対する攻撃が米軍にとって許せない場合は日本の事情にかかわらず反撃するであろう さて某国からの日本に対する攻撃が米国にとって無関心か好都合であったら日本はどうしたら良いのであろう


隣国との紛争はえてしてこの様な外交上のある一瞬を捉えてあるいは作り出して仕掛けるものなのである 自衛隊の戦力がお粗末であろうと日本への攻撃を日本の意思だけで反撃する(と決定する)実態が政府に備わっているのであろうか
実はイージス艦も在日米軍の例えば指揮艦ブルーリッジのデーターリンクを受けなければ機能しないとしたら自衛隊は完全な米軍の傭兵というよりパシリである

心配性の爺はその辺りを知りたいが小川氏は日米は一体である事を疑わないのであろう 今日は長くなるからここまで 氏のイラク派遣についての見解を又の機会に

氏の自衛隊に関する分析は的を得ていると思いますよ。
僕は本当にこの装備が日本にいるのかという分析がこの著書には欠けてると思います。
自衛隊がバランスが悪い「戦力」であることには間違いないですね。
爺は自衛隊の均整の悪さを少しでも日本領海近くに限って改善すべきと思うのです
それと平和主義を謳うならそこそこのシェルターをある程度整備しないとね!
「戦艦ミスリーの長い陰」読んで見ます
又 お立ち寄りください
核攻撃は米軍の力に頼り限定通常攻撃に対し
もう少しバランスの良い反撃力と防空壕の整備あたりから始めたらどうでしょうか
爺は日本がアメリカの属国とは思いませんが
言うべき事はもっと主張し中立(日米安保廃棄)の前に程よいパートナーになる必要はあると思います MD構想は金の無駄遣いでしばらくは役に立たないと思います 又お寄りください