王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

帰国1便の滞在者、全員帰宅へ新型肺炎で経過観察

2020-02-13 10:00:07 | 新型コロナウイルス
昨日12日武漢からのチャーター機の第1便で帰国、「勝浦ホテル三日月」他で経過を観察していた197人が、ここをクリック⇒全員「ウイルス検査陰性」となり、ホテル三日月に居た176人の内、午後6時半過ぎ十数人?がはや帰宅の途につきました。
帰宅者を乗せたバス (ネットより)

出口?で匿名かつ顔をカットした映像で「一時観察期間中」の不安を述べ、地域の方に感謝そして帰宅後の(周辺からの差別?)不安を述べていました。
また今朝7時過ぎには残った方がバスで帰宅の途につきました。
いろいろ問題が有りましたが、緊急対策(水際作戦)その1は山を越えました。
あとは「社会的問題(陰性だけどあれこれ差別・区別される)」を良識を以て静かに対応する時間が1週間は必要でしょうか? そこまで経てば感染の恐れは無くなるでしょうからね!

さて、今朝もTVのニュースショーを見ていましたが、ダイアモンドプリンセス号の対応の仕方は、完全に政治マターであることが再確認できました。
1:検査の対象者を湖北省縛りにしているのは「検疫法第2条第3号にある政令(検疫法施行令)」に基づくと思われる。
2:その上、国民が「感染を疑ってPCR検査」を求めても医師→保健所の段階で「門前払い」なのは、感染症法が阻害要因の様だ! 
しかし厚労省の高官は「法を改正したり、別途政府から緊急・臨時令」を実行することなく、心ある地方自治体がPCR検査を断行しても、単に見逃す(罰しない、権限を奪う事をしない等)事では有りません。
3:そしてダイアモンドプリンセス号の乗員が下船できないのは現在有効な“検疫法”が厳としてあるからです。
このままでは重大な箏になりそうだとかダイアモンドプリンセス号の乗員は可哀想だ(浜爺だってお気の毒と思います)との国民の空気とか気分に沿って法解釈を緩めているだけで(これが官僚統制/人治なんですよ!)、法治国の対応では有りません!
繰り返しますが、安倍政権は衆参両院で過半数を占める強力な政権なのですから、法の不備を直ちに埋める政令を作るか間に合わないと言うなら「国会で首相緊急或いは臨時宣言」をして、在野の諸賢が提言している対応策を取らせればよい事です。 病院船なんか作るには2-3年は掛るでしょう! 
漢方の治療則に「急なれば症を直し“まず対症療法”、寛なれば“落ち着いたら”本を治す」とあります。
目下急ぐのは、首相の基に関係省庁を一元管理し(そう日本版CDC-Centers for  Disease  Control もどき、昔の言葉だとタスクフォース)を立ち上げる必要があるのですね。
これを実行できれば、もりかけ問題、公文書の隠蔽、改ざんや廃棄更に桜の問題などの不面目は一挙に晴れる事疑いなしです!
首相が閣議を主唱し、各省事務次官が動かなければ「国会でやると宣言」すれば様のです。 外国と戦争する宣言」では有りませんから、やる価値ありますよ!
手遅れにならないうち早めにお願いします!

写真:13日朝9時過ぎ「勝浦ホテル三日月」を出発する滞在者

共同通信:
新型コロナウイルスの感染拡大により中国湖北省武漢市からチャーター機第1便で帰国し、千葉県勝浦市の「勝浦ホテル三日月」に滞在していた日本人らが13日、帰宅に向けホテルを出発した。埼玉県和光市の税務大学校の滞在者も退出し、第1便帰国者は同日中に全員が経過観察期間中の滞在先を離れる見通し。
 厚生労働省によると、第2便帰国者の再検査結果は13日中に出る見込みで、陰性と確認されれば第1便と同様に帰宅が可能となる。
 第1便は1月29日に武漢市から羽田空港に到着。2月11日に再検査を実施し、翌12日に全員が陰性と確認された。一部は同日中に帰宅した。


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