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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

28日 宝塚歌劇団「パワハラ」認める 謝罪し遺族側と合意 「時代に合わせて変えてこなかった責任は重い」

2024-03-31 08:12:04 | 芸能
宝塚歌劇団で若い娘さんが自殺した事件を巡って歌劇団の幹部が「上級生によるパワーハラスメントやいじめを否定する内容」と被害者側の弁護士が「厳しく批判している映 像」が流れています。
この週は「自民党裏金問題でラスボス森元首相の名が取りざたされ」そこへ「小林製薬の紅麹による腎障害問題」が出て気にはなっていましたが、しっかり確認しないままでした。
被害者の娘さん(25)がここをクリック⇒自殺と判ったのは昨年9月30日の事でした。ざっと半年かかり、被害者側の主張が通り宝塚歌劇団の幹部が謝罪することになりました。
弁護側が被害者の妹さんの発言を引いて「治外法権」のような劇団内部の実態を改革し、悪しき伝統を見直す第一歩として重要な意義を有すると語っています。宝塚歌劇団の体質が変わる事に今後も見守りを続ける事が大切そうですね!

写真:宝塚歌劇団幹部の謝罪 © 関西テレビ 

関西テレビ:
劇団員の女性が死亡した問題で、宝塚歌劇団側がパワハラ行為を認め、遺族側と合意に至ったことを明らかにした。
28日午後4時、宝塚歌劇団を運営する阪急阪神ホールディングスが緊急記者会見を開いた。
阪急阪神ホールディングス嶋田泰夫社長:取り返しのつかないことをしてしまいましたことにつきまして、申し開きのしようもありません。改めてこの場をお借りいたしましてご、遺族の皆様に心より謝罪を申し上げたいと思います。誠に申し訳ございませんでした。
■当初は「いじめやパワハラはない」
2023年、宝塚歌劇団の宙組に所属する劇団員の女性(当時25歳)が死亡しているのが見つかり、自殺とみられている。
劇団側は当初、過密なスケジュールなどで劇団員に心理的負荷がかかっていた可能性を認めた一方、いじめやパワハラは確認できなかったとしていた。
これに対し、遺族側は「到底納得できない」として、故意にヘアアイロンでやけどさせるなど、上級生や劇団幹部らによる15件のパワハラがあったと主張。
劇団側は遺族側の証拠の提示を受けて、事実上の再調査を行うことになり、パワハラについて7件はほとんどの内容を、6件は一部を認めたが、2件は否定していた。
■宝塚歌劇団がパワハラ認める 遺族側と合意
そんな中、28日に事態は大きく動いた。午後4時から会見を開いた宝塚歌劇団。 劇団を運営する阪急阪神ホールディングスの社長らが、劇団員が死亡したことについて全ての責任が劇団にあることを認めた上で、28日午前、角和夫会長(74歳)が遺族と直接面会して謝罪し、合意したことを発表した。
阪急阪神ホールディングス嶋田泰夫社長:ご遺族と直接面会し、謝罪を申し上げたうえで、合意書を締結させていただきました。誠に申し訳ございませんでした。
劇団は遺族が主張していた劇団幹部や上級生らによる複数のパワハラについても大筋で認めた。
阪急阪神HD大塚順一執行役員:(遺族は)主要な行為が15件あるとされていましたが、遺族と話し合いした結果、最終的に14項目に整理して合意した。
阪急阪神ホールディングス嶋田泰夫社長:厳しい叱責が仮に悪意がなかったとしても、ハラスメントにあたるという気付きが(上級生の)劇団員にもなく、何よりも我々が教えてもいなかった。時代に合わせて変えてこなかったのは劇団でありまして、その責任は極めて重いと考えている。
■「時代に合わせてルールや指導方法見直す」
劇団は死亡した背景に、過密な公演スケジュールや劇団員のサポート体制が不十分だったことなどをあげ、今後、稽古のスケジュールの見直しや、劇団員専用の相談窓口を設置するなど再発防止に努めるとした。
さらに、劇団の特殊なルールや慣習についても見直していくと発表した。
宝塚歌劇団村上浩爾理事長:さまざまなルールや慣習がありますが、中には古くからの伝統や慣習が積み重なり、非効率になっているケースや過剰な気遣いや負担が生じているケースがあることから、時代に合わせてルールや指導方法を見直し、意識改革を図りながら伝承してまいります。
■遺族側も会見「娘に会いたい、生きていてほしかった」
一方、遺族側の代理人も午後4時から会見を開いた。
遺族側の代理人・川人博弁護士:合意書で明確に多数のパワハラの存在を認め、遺族に謝罪した。阪急・劇団側の不当な対応を変更させ、調査チームの結論を覆したものであり、その意義は大きい。
劇団側が当初は否定したパワハラ行為を認め、合意にまで至ったことについて代理人弁護士は“劇団員の妹”の言葉を引用しこう評価した。
遺族側の代理人・川人博弁護士:「治外法権」のような劇団内部の実態を改革し、悪しき伝統を見直す第一歩として重要な意義を有する。今後の劇団における劇団員の人権・健康を守っていくうえで重要な礎石となった、こう考えます。
(引用終わり)
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