王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

爺の余計なお世話

2007-05-23 07:36:06 | 生活(地域)
昨日は野暮用があり自宅を10時過ぎに出た 久しぶりにすっきりと晴れ爽やかな朝だ 家の前の公園では赤い運動帽を被った小学生の低学年の児童が集まり遊んでいる

家を出て公園の角を曲がるとその赤い帽子の小学生が男女2名ずつで4名が「道に迷ったかどこかを探している風」に見えた おせっかいな爺は直ぐ声を掛けた
「何処か探しているの?」「コンビ二に行きたいのです」「それなら一番近いのはここを下ってバス通りに出てーーーセブンイレブンがあるよ」「そうじゃないんでーす、ローソンに行きたいの」「ローソン、ローソンね はて何処にあったか?」
ふとリーダーと思われる女児が画板を持ちその画板にA4ほどの「付近の地図」が挟んであるのに気づく なるほど「出発地の公園と小学校とコンビニがいくつか」描いてある
ああ判った あそこのローソンか 「それならここをこう行けば着くよ」「駄目なんです」「どうして?」「もう道を決めてしまったから」

そういえば地図上の道路には赤鉛筆で色が塗ってあり、それに従って尋ね歩くという学習?の様だ 小学1年生では無理な話で体の大きさと合わせ考えれば2年生位であろう

しかし地図には方角が入ってないし地形と地図の南北が反対なのでこれでは1日掛かってもローソンには着かなかろう

そこで爺はリーダーとおぼしき地図をもつ女児に自分の立っている位置と地図の方位を合わせ4人組の現在位置を確認させた
会話にすれば2-3分であろう  その間一人の男児はやや離れた位置でしきりに「どんどん行こう」と叫び違う方向に歩き出そうとする ああこれが皆と行動を共に出来ない「困ったチャン」なのかと思い「そっちへ行っても着かないよ」と諭す

目的のローソンは爺が駅に出ようとする道筋の途中にある
そういう訳だから爺が一緒に行こうと提案したところ:
リーダーとおぼしき女児は「いいです」と丁重な断りを言った

そうか「変なオジサン」には気をつけなさいとでも言われているかと苦笑してグループを離れた
でも気になるので足を緩めて先を歩くと後からついてくる様子が感じられる
でもローソンまで道半ば2度目の曲がり角を過ぎると後ろに居なくなった
あとは一本道なのに。しばらく待って見るが現れなかった

目的のローソンの横を通り過ぎる時、別のグループの赤い帽子が2組ほど集まっていた そうか! 社会科の授業か何かで地図を見ながら自分達の決めた道を辿って目的地に向う 途中で大人に聞いてはいけなかったのかも知れない?

でも出発直後に方向を失い、順路途中で脱線しあのグループはどうなったのであろうか
昼過ぎ用足しを済ませ自宅に戻ったがパトカーや派出所バイクの出動騒ぎを聞かなかったから何とかなったのであろう
平和な地域ののんきな話でした

コメント (4)
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