王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

風船が縁で25年の交流

2007-05-12 07:47:46 | 社会
風船が結んだ交流25年「静岡の両親」結婚式に(神戸新聞) - goo ニュース

年々近所の付き合いも壊れ、街中での人のふれあいもギスギスしてる様な日本ですがなんと「おとぎ話」の様な本当の話がありました
以下は神戸新聞から:

25年前兵庫県三木市の小学5年生のお嬢さんが「火の用心」を訴える紙片に住所氏名を書いて風船につけて空に放した 何と風船は東に300キロも飛び静岡県川根本町の男性(当時34歳位)に拾われた

それが縁で年賀のやり取り、家族ぐるみの付き合いに成ったそうだ
この度36歳になった娘さんに良縁があって結婚される由
おめでとう御座います

何と風船を拾った方をご夫妻で12日(今日)の結婚式に招待する
結婚後は東京に移る娘さんを夫婦で「茶摘」に招待すると静岡の友人?夫婦は楽しみにしているそうだ

神戸新聞:
二十五年前、三木市内の女子小学生の飛ばした風船が、約三百キロ離れた静岡県内に流れついた。拾ったのは父親世代の男性。すぐ返事を出し、家族ぐるみの旅行や手紙のやり取りが始まった。女性は大人になり、男性夫妻を大切な場所に招いた。「結婚します。『静岡の両親』にも、幸せの瞬間を見てほしい」。風で結ばれた家族が参列する式は、十二日、神戸市内で開かれる。

 同市緑が丘町西の元小学校教諭、武田弥生さん(36)。小学五年だった一九八二年、市内の消防イベントに参加し、火の用心を呼び掛ける手紙に名前と住所を添え、空に飛ばした。風船は数日後、静岡県榛原郡本川根町(現・同郡川根本町)の水力発電所に近い草むらに落ちた。

 拾ったのが、電力会社社員だった中村浩男さん(59)=静岡県島田市。「返事を出したら喜んでくれるかな」と、見つけた時の状況や家族のことを書き、風船を同封して郵送した。

 武田さんは大喜び。年賀状のやり取りから交流が始まり、大人になってからは静岡を訪ねたり、中村さん夫妻と旅行に出掛けたりする間柄に。静岡と三木の特産品である、お茶とブドウを送り合ったりもした。

 今年二月。中村さんは武田さんから結婚の報告を受けた。うれしさを感じる半面、たくさんの思い出が胸をよぎった。「活発で、かわいい子で…。自分の娘を嫁にやるような気持ちになった」と苦笑いで振り返る。(以下略)
コメント (6)
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