One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

抗えぬ事実に向き合う。

2023-12-04 08:56:14 | 弛まぬ努力

50歳のイチローさんが2年前から始めた女子高校生と自分の草野球チームとの対戦で、ピッチャーとして完投した後、イチローさんにとって初めて右肩を痛めるという経験がショックだったようです。イチローさんらしい「マグロが泳げない、鳥が飛べない状態」と危機感が伝わる表現で大変さが伝わって来る。それを治すのに非常に時間が掛かり、いろんな治療を試して要約一年がかりで肩を治し、2回目の女子高校生との対戦にピッチャーとしての出場に間に合わせたのです。しかし、2回目も途中で足がつり、最後まで147球を投げ切った後、ベンチ裏でイチローさんは泣いたそうです。

今年も3年目となる女子高校生との対戦で、右足の太ももの裏を痛めるという抗えぬ事実に再度向き合うことになった。イチローさんも日々トレーニングを続けているのにも関わらず、年齢には逆らえず身体のあちこちにトラブルが現れ、その度に思い知らされる年齢との闘いに、また奮起されて弛まぬ努力と改善を続けるというストイックさに頭が下がります。

イチローさんにすれば、右足を痛めピッチャーを降りると言うことは、この状況では守れないし走れないので、最後までグランドに立つには、もう投げるしかなかったと言う。ゲームを退くことは、イチローさんにとって日々のトレーニングや野球のプレーを止めることを意味するように思えた。イチローさんは、来年も高校生との対戦を目標に体の衰えとの抗えぬ事実に向き合いながらイチローさんの挑戦は続く。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする