One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

水の女王の厳しい再挑戦!!

2016-03-31 19:13:54 | 障害者スポーツ

先日、静岡県富士市でリオデジャネイロ・パラリンピック競泳の50メートル自由形の代表選考会が行われ、かつての水の女王、成田真由美選手(45歳)が派遣標準記録を突破し、北京パラリンピック以来8年ぶりにリオパラの切符を手に入れたのです。

アトランタパラリンピックから北京パラリンピックまで4大会連続出場し、金メダルが15個と、合計で20個ものメダルを獲るなど、まさしく水の女王に相応しい戦績でした。

北京パラリンピックでは、障害の重いS4から現地で突然S5の軽いクラスに変更され、メダルはゼロに終わり、大会後に肘や股関節などの手術を繰り返し選手生活にピリオドをうち、20年の東京大会組織委員会の理事を引き受けるなかで、若い選手たちがなかなか出て来ないことも気になり、やはり、パラリンピックが日本で行われることが決まった時にアスリートの魂に火が付き、もう一度自ら挑戦してみたいという気持ちが自然と湧き出したのではと思われてならない。

2014年の11月から練習を再開され、毎日1時間半、3000~4000メートルを泳ぎ、以前より多い練習量をこなし、世界と戦えるところまで近づけたそうです。45歳の彼女が挑戦するリオのパラリンピックは、他の障害者選手に大きな刺激になることでしょう。

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