17日、英国選手権の水泳100m平泳ぎでアダム・ピーティ選手(20歳)が57秒92の驚異的な世界新記録を叩き出した。
昨年、50mで世界新を樹立した193センチ、86㌔の大型スイマー、その泳ぎは上下動が激しく、水抵抗が大きい腕のかきを生かしたピッチ泳法だったのです。
この泳ぎで最後まで腕力や体力がよく持つなぁーという不思議な印象を受けた。
これまでの平泳ぎの常識を覆すぐらいの異次元の泳ぎだったのです。
どうしても人間の限界を超える新記録の影に薬物(ステロイドetc)を想像してしまう私でした。
今年の夏の世界選手権や来年のリオデジャネイロ五輪の金メダル有力候補にAdam Peaty選手が注目の的になることでしょう。
ついでに、ライアン・ロクテ選手のストロークドリルのデモンストレーションの映像や「めざせ!2020年のオリンピアン」のバタフライの松田丈志選手が高橋明日翔くんにアドバイスする映像はとても参考になる。
実にゆっくり泳ぐフォームとピッチを上げる泳ぎをおりまぜながら高橋くんに説明を行っていた。ストロークを少なめで、ゆったりした泳ぎで細かい部分をチェックし、ストロークが多めでピッチを上げて、その間の落とし所を探し自分の泳ぎを見つける。