3月はポール・サイモン&アート・ガーファンクルの曲を主に皆さんにご紹介して来ましたが、きょうは、Paulが書いた美しいラブソングで「Kathy's Song」と言う曲があります。
遠く会えない恋人を思う時、または片想いの人を思う時、男は詩人となり、そんな時がPaulに とって一番幸せだったような気がした。
このKathy がPaul の恋人だったとか?
私が興味深かった部分を訳すと。
「雨音が聞こえる それは君との思い出のように
静かに そして暖かく 屋根や壁をノックしている
他の事はもう何も・・・ 今ぼくの目には、
雨にぬれた通りの向こうに、あのイングランドの
町並みだけが映っている
僕の心は、今ここにいない、はるか遠くを駆け巡っている
そう、あの頃信じていたコト全てが、疑わしく思えるよ
僕は何も信じられない、だって、君だけが僕の真実だから
雨粒が静かに路面に落ちては消えて行く
僕もあの雨粒みたいなもの、君への思いがなければ
僕も はかなく消えてしまうよ・・・」
Paulにとって、一番想い入れがある曲だけに、私も何故か共感する。
でも男ってのは、なぜこんなに女々しいんでしょうね。
女性のようにスパっと割り切れば楽なのに・・・。