ブラインドテニスの普及に尽力された視覚障害者の武井視良(みよし)さん42歳が、16日JR目白駅でホームから転落し、電車にはなられ亡くなると言う痛ましいニュースを見ました。
武井さんは、1990年に所沢市でブラインドテニスの第1回視覚ハンディキャップテニス大会が開催され、現在の競技人口は約300人まで増え、2020年のパラリンピックでの種目採用を目指し、各国(英国、韓国、中国)で講習会を実施されていた。
盲学校に在学中に空中を飛ぶボールを打ってみたいと言う発想から、試行錯誤を重ねてスポンジボールの中に視覚障害者向けの卓球の球を入れ、音が出るボール作りに苦労されたのです。
視覚障害の多くの方がホームでの転落事故を経験されており、一般の方が全盲の方への温かい配慮と全盲の方も恥じることなく、手助けの一言をお願いする勇気を持って下さい。