アオツヅラフジ <Cocculus trilobus (Thunb.) DC. > 2013-12-10 07:00:00 | ツヅラフジ科 過去記事⇒◎ 青黒い実が特徴の アオツツラフジ ツヅラフジ科の雌雄異株つる植物です。 ちょっと表面が粉を吹いて白くなっています。 中に入っている種がアンモナイトの形といわれます。 面白い形です。 毒があり食べられませんが、薬用には利用されるようです。毒と薬は紙一重ですね。
ヒヨドリジョウゴ <Solanum lyratum Thunb. > 2013-12-09 18:00:00 | ナス科 過去記事 ⇒ ◎ ナス科の全体に白い毛が多い蔓草です。ナス科は意外と毒をもつものが多く、ヒヨドリジョウゴもソラニンという毒素を持っていて有毒です。(ジャガイモの芽に含まれる毒素と同じもの) 名前は、ヒヨドリがこの実を好んで食べることから名付けられたとされるんですが、枯れて残っていることも多いようです。 実は朱色の球形でかわいらしいです。この写真より赤みは増します。
シオデ <Smilax riparia var.ussuriensis> 2013-12-09 09:12:05 | ユリ科 ユリ科(最近ではサルトリイバラ科とされます。)の雌雄異株でつる草です。杉の下枝に絡まっていました。サルトリイバラの黒バージョンていう感じの実をつけます。実は黒くて余り綺麗とはいえない気がします。しなびかけた実が残っていました。鳥も食べないのでしょうか。目立たない為なんでしょうか。 ちなみにシオデは別名をヒデコ、ショデコなどとも呼ばれ若芽は山のアスバラガスとして山菜利用されます。(私は食べたことないんですけど美味しいそうです。)
ヤブムラサキ <Callicarpa mollis Sieb.et zucc> 2013-12-08 18:37:29 | その他 前の記事 ムラサキシキブ に続いては ヤブムラサキ をご覧ください。 ムラサキシキブに良く似ています。兄弟なんです。ムラサキシキブ同様クマツヅラ科の落葉低木です。 ムラサキシキブは北海道から九州まで全国に分布しているようですがヤブムラサキは宮城県以南の分布のようです。 花序などに密に毛が目立つ点でムラサキシキブと簡単に見分けられます。
ムラサキシキブ <Callicarpa japonica Thunb.> 2013-12-08 08:52:17 | その他 もう1つ綺麗な実を紹介します。 雑木林の中や縁に生えているクマツヅラ科の落葉低木で名の通り紫色の美しい実をつけます。葉を落とした木々の中で陽に輝いていました。観賞用として庭に植えられるコムラサキのようにまとまった付き方とはちと違いますがこちらのほうが野趣があっていいですね。 紫色が綺麗です。