物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
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ママコノシリヌグイ

2018-08-31 06:00:00 | タデ科
ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)
<学名:Persicaria senticosa (Meisn.) H.Gross>
タデ科 イヌタデ属 一年草








日本の全土のやや湿り気のある林縁や道端などに生える。
よく分岐して他の草木などに寄りかかりながら蔓性の枝を伸ばし、
しばしば藪状になる。蔓の長さは1-2m。茎は赤みを帯び、
四稜があり、稜に沿って逆向きの鋭い棘が並んでいる。

撮影日 2018.08.17: 群馬県

葉は三角形または長三角形、長さ3~6cm、鋭尖頭、薄質、
葉柄と葉の裏面脈上に逆刺がある。

葉鞘は膜質で短く腎形で、茎を抱く。


5~10月ごろ、枝先に10個ほどの花が枝の先に集まって咲く。

花序の下には腺毛がある。花弁に見えるのは萼片で深く5裂し、
花被の基部が白色で、先端が桃色。
アブラムシかな、

花被は大きくなって果実を包む。
雌しべは1個、雄しべは8個。

痩果は上端がやや尖り、ふくれた3稜形、長さ約3㎜、黒色。



ママコノシリヌグイという名前は
棘だらけの茎や葉から、憎い継子の尻をこの草で拭く というすごい
想像からつけられた。

韓国では「嫁の尻拭き草」と呼ばれているとか。

別名 トゲソバ(棘蕎麦)



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
No title (ブランちゃん)
2018-08-31 19:44:00
ええ~~~!!
怖ろしい別名ですね^^;
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No title (笑み)
2018-09-04 02:56:00
継子の尻ぬぐい
花は可愛いですねー。継子の子育ては大変だなーと思ってしまいます。

紫の花が気になります
何でしょう。
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