沢山きれいに咲いているのを見かけました。
フシグロセンノウ(節黒仙翁)
<学名:Lychnis miqueliana Rohrb.>
ナデシコ科 センノウ属 多年草
本州・四国・九州、山地の林の中や縁などに自生する日本の固有種。
夏から秋にかけて、林道などでよく見かける花で、 鮮やかな朱色の花はよく目を引く。
撮影日 2019.08.14: 群馬県
山野草としても人気で苗が販売されていたりする。
茎は直立し、高さは40-90 cmになる。茎の上部は分枝し、 まばらな軟毛がある。
節が太くなり、黒紫色を帯びる。 葉は無柄で茎に対生する。
葉身は卵形から長楕円状披針形で、 葉先は鋭尖形で基部は細まり、長さ5~14 cm、幅2.5~5 cmになる。
花期は7-10月。分枝した茎の先に野草では珍しい色の朱赤色の花を、 数個付ける。
花弁は平らに開く。萼は2.5-3 cmの長円筒状で5裂し、 無毛。花は3.5~5㎝。
花弁は5個、長さ2.5~3㎝の倒卵形、先が円く、 中央に明瞭な溝が見える。
花弁の基部には花弁と同色の鱗片が 2個ずつつく。雄しべ10本、5本ずつ2列につき、葯は紫色。
蒴果は長楕円形、先が5裂する。 種子は腎形、小突起を密生する。
和名の由来は茎の節が黒褐色になることから。
フシグロセンノウはあまり見かけないです。秩父と箱根湿性花園で見ただけ。
今日
花の名前がわからないのをアップしました。時間を作ってみてやってください。