物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

マキエハギ   ~2018~

2018-09-25 12:00:00 | 
マキエハギ (蒔絵萩)
<学名:Lespedeza virgata (Thunb.) DC.>
マメ科ハギ属  落葉小低木





本州から沖縄にかけて分布し草地や林縁や草地、路傍など
日当たりの良いやや乾いたところに生える小型の萩です。
高さ40~60㎝くらいの落葉小低木。

撮影日 2018.09.16: 群馬県
全国22の多くの都府県で絶滅危惧または準絶滅危惧種に指定されていて
だんだんと減ってきている萩です。(東京都では絶滅になっています。)

撮影日 2018.09.23: 群馬県
葉は3出複葉で互生 小葉は楕円形、長さ7~25㎜
葉先は鈍頭で先端に小さな棘(剛毛)が出ています。
表は無毛で濃い緑。裏は白っぽくて短い毛がいっぱい生えています。

撮影日 2018.09.16: 群馬県
花期は7月~9月 葉腋から総状花序を出し、白い蝶形花を数個つける。

花径5~10㎜くらいで、つけ根の部分に紅色の斑が入る。

萼片は細くて針状。

閉鎖花は数個葉腋に束生する。

実は長さ3~4㎜の豆果



名の由来は、全体が弱々しいが、細い花柄の先に花をつける
優雅な草姿を蒔絵の筆法にたとえたものとのことです。




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