チャルメルソウは面白い花形をしている植物です。
地方によって分布種が異なり私は2種しか
見たことがありません。
花日記ではちらっとしか出ていませんので
チャルメルソウについて紹介してみたいと思います。
まずは、チャルメルソウの仲間についてです・・・、
ユキノシタ科 チャルメルソウ属
< Mitella >
小型の多年草で発達した根茎がある。
根出葉を出し、茎には葉が発達しないものが多い。
根出葉には長い柄があり、互生するが、
根茎が立つ種ではその先端に束生して見える。
葉柄基部には托葉があり、膜質で左右1対が先端で
多少合生する。
根出葉の間から長い穂を出し、小さな花をつける。
花茎は側生で、多くの場合赤褐色の荒い毛が生えている。
花茎は側生で、多くの場合赤褐色の荒い毛が生えている。
コシノチャルメルソウ
撮影日 2008.4.27: 新潟県
花は総状花序で、小型の両性花で柄がある。
小型の苞は先端が3-5裂する。萼は杯状または鐘状で、
子房とその基部で癒合する。
萼片は5個で、花後も残る。花弁は5枚、萼筒上端について、
早くに脱落する。多くの場合、細くて大きく羽状に裂ける。
雄蕊は5-10個。花盤があり、子房は中位。柱頭は2個で、
果時まで残る。
小型の苞は先端が3-5裂する。萼は杯状または鐘状で、
子房とその基部で癒合する。
萼片は5個で、花後も残る。花弁は5枚、萼筒上端について、
早くに脱落する。多くの場合、細くて大きく羽状に裂ける。
雄蕊は5-10個。花盤があり、子房は中位。柱頭は2個で、
果時まで残る。
果実は果で、花柱間の縫合線で裂けて開く。
種子は多数でほぼ卵形花弁が羽状に裂けるものが多く、
種子は多数でほぼ卵形花弁が羽状に裂けるものが多く、
面白い花形をしています。
コチャルメルソウ
撮影日 2014.4.19: 埼玉県
不思議で面白い花です。
世界では東アジアと北アメリカにのみ分布する。
全部で約20種あり、東アジアには12種が、日本産は11種、
しかもそのうちマルバチャルメルソウが広域分布種で
北アメリカにまで分布する以外、残りの10種は
日本固有である。
全部で約20種あり、東アジアには12種が、日本産は11種、
しかもそのうちマルバチャルメルソウが広域分布種で
北アメリカにまで分布する以外、残りの10種は
日本固有である。
和名は中国楽器のラッパであるチャルメル(チャルメラ)に
由来したもの。これは日本の代表種であるチャルメルソウで、
その果実が大きく口を開いた姿が似ているためだそうです。
由来したもの。これは日本の代表種であるチャルメルソウで、
その果実が大きく口を開いた姿が似ているためだそうです。
チャルメルソウの仲間の比較(いがりさんの撮れたてドットコム)
オライのミニ野草園にはコチャルメルソウがあります
増えすぎて困ってますよ~